【訪問リハビリの日常】風車ブワッと吹いて笑い顔
風車ブワッと吹いて笑い顔
リハビリで、息を吐く練習をしています。
単に、「息を吐いてください」と言っても
何となく面白くありません。
目の前に目標物を置いて、それが
吹けるかどうか試します。
よく使うのは、ティッシュです。
1m先にティッシュを手で持って、
揺らせるかどうか、息を吹いてもらいます。
息を吐いて、ティッシュが揺れると
息が届いています。
少しずつ距離を長くしていきます。
長い距離でも息が届いて、
ティッシュが揺れると、大成功です。
たくさん吐くので、いい呼吸練習になります。
あるご利用者さんの家に訪問したとき、
風車が置いてありました。
「おお~っ、いいモノがありますね」
と言って、風車をお借りしました。
「この風車を吹いてみてください」
と声掛けすると、
思いっきり息を吸って、
ブワッと吹いて、
くるくるくる~と、勢いよく回りました。
「おお~っ、むっちゃ回りますね~」
と言って、思わず拍手しました。
風車越しに、ご利用者さんの
楽しそうな顔が見えました。
この顔を見る瞬間、
リハビリの仕事をやっていて
良かったなと思います。
みなさんといいものを作り上げていけたらと思っています。noteを面白い方向に転がしていきたいです。これからも書き続けます。