【訪問リハビリの日常】若鮎や人の振り見て吾を直せ
若鮎や人の振り見て吾を直せ
「せんせ、まだまだ若いやん」
とよく言わます。
80歳、90歳のご利用さんから見れば、
僕はまだ、ひよっこです。
訪問先のおじいちゃんは、
「あんさん、今のうちに
何でもやっときーや」
と言います。
「ワシが、あんさんぐらいの
年やったら、やりたいことやるわ。
だって、まだまだ体も動くし、
どっこも痛くないやろ」
仰る通りです。
何も言い訳できません。
マズイ流れです。
こういう話の展開になると、
少し説法が続きます。
「今のうちに、何でもやっとかなな、
このワシのように、
『ああ、やっといたらよかった』
と後悔するで」
おお、上手いこと言います。
人を責めるのではなく、
自分を例に出して、戒めています。
こうなると、次は決まって
ことわざが来ます。
「人の振り見て我が振り直せ、やな。
ワハハハハハハ~」
高らかに笑って、ようやく
リハビリが始まります。
みなさんといいものを作り上げていけたらと思っています。noteを面白い方向に転がしていきたいです。これからも書き続けます。