総合診療科医師6年目の自己紹介

noteを始めるに当たって、自分のことをまとめてみようと思います。駄文ですがお付き合いください。


1.普段の仕事 外来・入院・救急・診療所・訪問診療

はじめまして。私は地方の市中病院で総合診療科・家庭医として勤務しています。今年医師6年目で総合診療専門医試験を受験しています。順調にいけば(ポートフォリオ終わりません…)来年家庭医療の試験の予定です。

私の勤務地域は、3次医療機関まで車で1時間以内で割と病院間の連携は取れている方かなと思います。勤務地は3つの拠点を行ったり来たり。地方5万人の医療圏の病院での入院・1-2次救急・外来・1人当直、診療所での外来・訪問診療、10万人医療圏の総合診療科外来でのマルチな勤務をしています。
片方の経験がもう片方に相乗的に効果がある気がしています。(エビデンスあるのかな)
入院に関しては緩いグループ制です。主治医制+αで、夜休日は当番医対応、他病院の勤務で自分不在の日も病棟当番の先生が対応してくださるため、勤務時間内は忙しいけれど、働きやすい環境かなと思っています。昔はそんな雰囲気では無かったようですが、最近は先輩の男性医師も育休を取得したりしています。

2.多職種との連携

診療所での勤務を今年から本格的に始めたのですが、小さな村なので、社協、ケアマネ、行政保健師さんとの関わりが密でかなり面白い。地域ケア会議にも始めて出席しました。身近な地域に貢献するという目的意識がはっきりしているので、大きな病院とは違うモチベーションがあると感じて、自分も良い方向に感化されています。

病院内では多職種の仲間と院内連携・社会的処方の実践について考える勉強会を行っています。病院と地域の合同で設立されている地域活動の場とコラボしたり。総合診療科、家庭医にも色々なタイプがいるかとおもうのですが、様々な職種の方と共同作業をしていくのが、自分には性に合っています。

3.研究もやってみたい

研究に関しては、家庭医療領域で何かしらの研究を行いたいと思い、會津藩校日新館臨床研究デザイン塾に参加してみました。

その回は2日間でCQからRQに昇華させて解析方法も含めて実施可能な研究計画を作るという、研究初心者にはかなりハードルの高いものでしたが、メンターの先生方のお力添えでなんとか形になりました。研究計画までは作ったのですが、解析方法が高度であったため、指導医の先生にこれは難しいかも…とのことで挫折中です。

もっと自分も知識をつけたいと思って、ダメ元でプライマリケア連合学会の未来研究者支援プロジェクトに応募してみたところ通り、iHOPEのMAPという、半年の研究に関する初心者向けのオンラインコースで研究に関する講義を受けました。(が、やはり解析の方法は難しいですね…)

紆余曲折あり、今は縁あって緩和ケア領域の研究に関わらせて頂いていて、形になろうとしています。普段の臨床でもCQ集め中。


その他、最近の興味関心とすると、喘息診療について勉強していたら、pMDIとDPI製剤でのCO2排出量の違いについて知り、それをきっかけにプラネタリーヘルスが現在自分の中でHOTです。SDH診療、地域参加型アクションリサーチもHOTかな。

興味関心が多くに渡る一方、臨床もホワイトめとはいえまずまず忙しく、時間が足りません。(という言い訳だな。)タイムマネジメントと優先順位も考えなきゃなあ。
かなり飽きやすい性格なのですが、ライティング力を鍛えることも兼ねて、 noteを始めてみようと思います。フィードバックがあれば頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。


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