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Day92/368 ルールが作るネガティブな感情【アラサー女子のスパルタcoop留学】


今日はバイトがないので、家の近くのカフェで作業しています。


カナダのカフェではほとんどのカフェに高速Wifiとコンセントが用意されているので、気兼ねなく作業をすることができます。今いるカフェでも10人弱がPC作業をしています。



私のバイト先でもお客さんにWifiがあるか聞かれたときには「5GのWifiあるからそっち使った方がいいよ!」と積極的におすすめしていいことになっています。



一方で日本のカフェではPCでの作業や勉強は禁止だったり時間制限があったりすることが最近は多くなっていますよね。お店が狭くて回転率を上げないといけないので仕方がないですが。。


私の日本のバイト先ではそれほど厳しい制限はしていませんでしたが、長時間利用禁止のルールは結構店員側からしても辛いと思います。


「あのお客さんは長居している」というのをシフト中にずっと監視するわけにもいかないし、「勉強や仕事はだめだけど読書はいい」のようにお客さんの行動によって区別するのもなんだか違和感があるし。


そして長居が駄目というルールがあることによって、長居をするお客さんに「あの人はルールを守っていない」とネガティブな感情を抱きかねないのもあまり良くないですよね。



ルールがもたらすネガティブな感情という例では、「ストロー禁止」もその一つだと思います。

 


数年前から普及し始めた、ストローなしで飲めるプラスチックの蓋ってありますよね。あの蓋を使うことでストローの配布をなくしたカフェがたくさんあると思うのですが、それによって「ストローはどこですか」と聞かれることが増えて店員の負担が増えたという話を聞いたことがあります。


あの蓋、正直言って飲みにくいですよね。でも店員側からするとその蓋で提供するしかないし、ストローを出すことはできない。なのにお客さんからは「え〜ないの?なんで?」と言われてしまったりします。



何よりあの蓋、ストロー1本分よりも多い量のプラスチックを追加で必要とするらしいですね。お客さん、店員、地球の誰も嬉しくないとは何たる失策。



これらは小さな話ですが、世の中の決まり事を作るのって難しいですよね。正しそうなことを強制すれば世の中は良くなるようでいて、意外に別の悪いことを生み出してしまうのはよくある事ですね。



違う国にいると全く違うルールを知ることができるので、そうやって自分を異なる枠組みに置いて考えを洗練させていきたいなと思います。






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