いなくなれ、群青

今日、『いなくなれ、群青』を観た。

横浜流星が好きで、ずっと気になっていながらも、今日までずるずると引っ張ってしまった

そもそも映画館まで足を運ぶ習慣もないし、残業続きで仕事終わりに観に行くという思考にもならなくて。(言い訳になってしまいますが…)

結論から言うと、観に行って本当に良かった。自分が嫌になった時や、しんどい時にもう1度観たい映画という感じ。

初めは横浜流星を拝みに行くような、そんな単純な動機だったけれど、映画が始まるや否やしっかり物語の中に吸い込まれていた

“何かに捨てられた”背景がある人々が集まる島で、各々が自分の都合のいいように現実から目を背けたり、かと思えば真正面から向き合ったり。

誰かに肯定されることで、自分の中の負の部分が正の部分として捉えられるようになったり、逆に誰かの負の部分を認めてあげることでその人を救い上げるきっかけになったり。

心がほっこりする映画、というわけではなかったけれど、観終わった後、なぜか自分が誰かに認めてもらったような、そんな不思議な気持ちになった

今の日常になんの不満もないけれど、かといって満足しているわけでもない、そんなもやもやだったり、小さな小さな葛藤を繰り返している、今の自分にぴったりな映画だと思いました

そしてやっぱり、横浜流星は格好良かった。


おわり









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