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中学の歪んだ恋愛①


中学になると大好きな先輩たちはめちゃくちゃヤンキーかギャル系になっていて私が知らないことをたくさん教えてくれた。

中学1年の5月頃4つ上のイケメンの先輩のことが好きで毎日家に行っていたら付き合うことになった。

その先輩は中学を卒業してから16歳でキャバクラの客引きをしていてGWはパチンコと仕事が忙しくてゆっくり会うことができなかった。

GWが終わってから、2人でデートしてプリクラを撮ったりご飯を食べたりした後先輩の家に帰って初体験をした。
正直、痛さとか出血するとかなくて違和感があっただけだった。

でも、他の先輩の家でAVを見たことがあって声を出さないといけないって言う感覚があった。

だから、初体験の時も違和感しかなかったけど声は出していた。

そして、私はその初めて出来た彼氏の家から自分の家には帰ることがほとんどなくなった。

その彼氏は最初は優しくて私のことをいつも考えてくれていると思っていた。
私は彼氏が仕事に行っている間は彼氏の家にいるか彼氏の友達の彼女とお酒を飲んだりして遊んでいた。

付き合って半年くらい経ってから友達の彼女さんから、
『私の彼氏が女の子と歩いていた』
と言う話を聞いてしまった。
それでも私は彼氏に問い詰めたりすることをせずに何も知らないふりをしてパチンコ屋に行くことや友達と飲みに行くことを許していた。

それから3ヶ月後
彼氏が仕事に行く前に
『ごめん。別れてほしいから家に戻ってほしい』と伝えられた。
私はどうしたらいいのかわからなくなって
『なんで?』
と言う言葉を連呼していた。
なんで?を連呼しながら私は彼氏の家から荷物をまとめながら母親に泣きながら電話をしていた。
この時母親に、
『彼氏と別れた病んでるからとりあえず家に帰るから迎えに来て』
と言って迎えに来てもらった。

迎えに来た母親は
『学生時代なんて好きなよーに生きな!捨てられたなら復讐でもしてやれば?』
と冗談で笑っていた。
私はその一言を冗談と受け取ることができず、復讐する方法を実家に帰ってから寝ずに考えた。

復讐方法を決めた私は電話番号を変えることにした。
母親には、
『元カレからめちゃくちゃ電話きてるから変えたい』
と嘘をついて変えてもらった。

電話番号を変えた私は元カレと付き合う前に仲が良かった先輩に連絡を取って6個から9個上の先輩と仲良くするようになった。

先輩たちにガキと思われないようにとメイクも覚え、服もリップサービスなどの服を着るようになった。

そして、私は復讐のために6個上の好きでもない男と付き合うことにした。

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