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私の紹介したい音楽

 私の大好きなnoterさん、海人さんからリレー記事に誘っていただきました!

#ミエハルカラオケ残暑バージョン

というカラオケリレー企画です。

 企画内容は、
 指名された人が自分の好きな楽曲(YouTubeに動画が投稿されているものならなお良し)を紹介する記事を書き、また別の人を指名して記事を書いてもらう。
 それを繰り返して繋いでいくというものです。
 企画の詳細は、下に引用させていただくチェーンナーさんの記事を読んでいただくのがわかりやすいかと思います。

 わーい!企画だって!うれしい〜!
 こういう企画に参加するのは初めてなので、ドキドキとワクワクで胸がいっぱい。嬉しすぎてなぜか緊張もしています。

 素敵な企画を組んでくださったミエハルさんとチェーンナー(繋げ屋)さんに感謝です。

 せっかく企画に参加させていただいたので、全部で3曲紹介したいと思います!

 若さを買われてリレーに誘ってもらったので若そうな選曲にしました。全部大好きな曲です。


好きな曲

1.ただ君に晴れ/ヨルシカ

 1曲目はヨルシカです!
 「ただ君に晴れ」はヨルシカのYouTubeアカウントから投稿されている楽曲の中では1番再生されている曲なので、知ってる方も多いかと思います。

 この曲の何がいいって、ギターがすっごいかっこいいとこです。Aメロ、間奏、Bメロ、サビ。もうずっとかっこいい。
 大学生の時に軽音部に所属していたのですが、2年上の先輩がこの曲をライブでやっていて、迂闊にも好きになりそうでした。危ない。

 あとここの歌詞も良い。

絶えず君のいこふ 記憶に夏野の石一つ

ヨルシカ「ただ君に晴れ」

 2番サビ前の歌詞なのですが、このフレーズは正岡子規のオマージュなのです。

絶えず人 いこふ夏野の 石一つ

正岡子規

 ヨルシカはこういう文学のぶち込み方をします。俳句(に限らず文学)を音楽に混ぜ込むことが邪道だと思う人や一方的な搾取や消費だと思う人もいるとは思います。
 でも、このフレーズは元の句のリズム感や情緒を上手に残して歌にのせていて、元の俳句へのリスペクトが強くあるなあと思います。好きです。


2.ストロー/aiko

 2曲目はaikoの「ストロー」です!
 「君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる」の歌詞が有名ですね。なぜか最近になってハマっています。

 この曲はピアノがいいです。ジャズっぽい遊び心のある音がずっとおしゃれで、飽きる瞬間が全くありません。

 歌詞だと、やっぱりここが好き。

君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる

aiko「ストロー」

 夏目漱石は「愛しています」を「月が綺麗ですね」と訳しましたが、aikoの「愛しています」はこれじゃないかと思っています。
 私にも赤いストローさしてくれ〜〜!!!

寝癖ひどいね いってらっしゃい
小さくさよならと手を振る

aiko「ストロー」

 この歌詞もそうなんですが、この「ストロー」という曲には、幸せであってほしい、愛おしい、健やかであってほしい、という感情が滲み出たような言葉が多くてたまらない気持ちになります。好きです。


3.メランコリーキッチン/米津玄師

 最後は米津玄師の「メランコリーキッチン」です!
 この曲は米津玄師のYouTubeチャンネルでは動画が投稿されてきないので、ボーカロイドのGUMIがカバーした動画のリンクを貼りました。私はこのカバーが結構好きで、一時期ずっと聴き続けてました。

 この曲は間奏が好きです。
 音楽のことは全然わからないのですが、この曲の間奏を聴くといつも、不安だけど嫌じゃない、苦しいけど懐かしい、みたいな気持ちになります。

 歌詞でいくと、さっき紹介したaikoの「ストロー」が健やかであってほしい、的な愛の形だとすれば、こっちの「メランコリーキッチン」は後悔先に立たず的な愛です。

誰いないキッチン 靡かないカーテン
言えないな 独りでいいやなんて

米津玄師「メランコリーキッチン」

 曲全体で「君のいない生活の中で君に救われていたことを知った」のがわかる歌詞なので一部分だけを引用して上手に説明するのが難しいです。
 失って君の大切さを思い知る、みたいなのが好きな人は絶対好きなので聴いてみてほしいです。私はもちろんそういうの大好きです。


おわりに

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
 本当に自分がカラオケで歌っている曲を紹介したので、記事を書いたらカラオケに行きたくなってしまいました。楽しい企画に参加できて嬉しいです。

 リレー企画なので次の方にバトンを……
 ということで、私の次をお願いしたいのは「かたりすと@脇七郎」さんです。

 海人さんが記事の中で、私のことを芥川を読んでいる人と紹介してくださいました。
 ありがたいことに、私と仲良くしてくださってるnoterさんの中には、芥川を好きで、芥川に詳しい人がたくさんいて、脇七郎さんもその1人です。
 脇七郎さんは芥川龍之介に詳しいのみならず、音楽にも造詣が深くイラストまで描かれている多才な方です。

 結構フットワークの軽い(コミュ力が高くて速筆な)イメージがあるので、ぜひリレー記事に参加していただけたら…!と思いつつ、突然の無茶振りすぎなので厳しそうならどうかご無理なさらず…!