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秋の4連休に納得いかない私

昨日から、一般的な世の中は4連休。SNSを追っていると、あちこちで人が多いと言う情報が流れている。私も、連休前の金曜に渋谷にいたが、オープンした宮下公園あたりは、人が多かった。そして、昨日からはプロ野球も定員の半分まで入場可能と言うことで、ナイターを観ていたら、半分入ると結構それらしいなとは思ったが、観ていて怖いとも思った。映画館も、食事をしないなら満員OKと言うことらしい。満員の映画館ではポップコーン禁止と言うことだ。ここでは映画館によって意見が別れたようだ。どうなることやらである。

とにかくも、今年に入ってのコロナ禍が一つの規制緩和段階だと、国は宣言したわけである。そして、「自助」で頑張ってくれと総理はいうわけであります。と言うことで、観光地には、少しは人が流れているのだろう。ただ、感染の専門家は、これからの感染者の急速な拡大を危惧していると言う。

医療的には、ある程度の治療の流れはできているのだとは思うが、感染者が真夏に増え続け、今に及んでも、収束するような数の低減はみられないわけで、素人目に見ても、あの「緊急事態宣言」の時と、状況は変わっていないことはわかる。

だが、経済をこれ以上停滞させては、国が滅ぶと言うことなのだろう。国は、時間が経過したと言う事実だけで、いろんなものを緩和しているが、そこで感染に対しては何の対策もしていないわけだ。国、自ら「コロナは風邪」と言う流れなのだろう。そして、ワクチン開発もビジネス利権で、様々に迷走している感じがする。時間がかかると思っていい。

スーパーなどで、入り口の消毒をちゃんとやらない人も多くなっている。中でのディスタンスも気にしない人が多くなった気がする。街の中でも、子供たちには距離感を広げるという意思はないようだ。爺さんたちでマスクをしていない人は多い。まあ、どう考えても、いろいろ緩んだ状態で、ウィルスの喜ぶ秋から冬がくるのだ。

と言うことは、この4連休は一つの端境期と言う気がする人は多いだろう。ここで多くのクラスターが発生したとしたら、多分、月末に一気に感染者数のグラフは上がるだろう。国も、政権が変わりまだギアチェンジできていない状況。日本人の清潔感とか、真面目さとかに頼ってウィルスと向かってきたわけだが、それももう限界である。緩んだ心を元に戻すのは大変である。

そして、年末にかけ経済的に無理になって倒れていく企業も多いはず、とにかくも、今はアマビエ様にすがるくらいしかないのですよ。なんか、みんなの緊張感が無くなると、一気に感染拡大になる感じが本当に気持ち悪いのだが、もう一回、それが起きないと、懲りないのが人間なのかもしれないなと思ったりもする。

いまだに、無駄な戦争などを続ける人間である。怒りをどこに持っていっていいのかわからないコロナ禍は、まだまだ人の愚かな行動を止めるまでには至っていない。とにかく、今年後半、多くの犠牲者が出ないことを祈ります。

そして、本当の意味で「ニューノーマル」な生活を考えないといけないと思いますよ…。なんか、人々の向いている方向がバラバラなのよ、本当に。

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