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「恋する警護24時(第8話)」溝端淳平を追い込む警備員たち

次回が最終回ということで、今回の最後は岩本照と白石麻衣の心が近づいてる感じを示していた。岩本の親殺しの事件の真相がわかって、白石と岩本のビジネス上の関係がなくなった段階で、二人は明確にそれぞれを好きだと知るという感じですかね?でも、やはりここにきても白石の演技がイマイチですな。「ポメラニアンの目」とか言われてるが、そうなのですよね、犬のような表情の演技しかできない感じが私には物足りないのですよ。

で、今回は、昔の事件の証拠を持って逃げていた山口大地が殺されそうになったという事件から。そして、その場から証拠が消えた。犯人は溝端であり、彼はそれを燃やしてしまう。だが、そんなこともあろうかと彼には証拠のダミーを持たせていた。

そして、その前にパーティーから溝端が逃げ出したという証拠も掴まなくてはいけない。それは、現場にあった靴底が彼のものなのか確認できればという話につながる。岩本では溝端が怪しむということで藤原丈一郎が白石と出向き、なんとか靴底の写真を撮る。持ち帰って、それがビンゴ。溝端があの夜の殺人を行ったこともほぼ確実に。

そんな中、溝端は、白石の弁護士としての懲戒請求をしてくる。あくまでも、邪魔なものは排除して生きていくという姿勢みたいだ。それで、岩本は白石の警護を止めるという。そんな中で二人はお互いの気持ちがわかっているという気持ちの中で、山口が隠した証拠を見つけにいく

そんな彼が本物を隠していたのは、それが元あった神社。そこで本物の証拠は確保する警備員たち。この辺りまで見て思ったのだが、彼らが警察でないということを忘れてしまうのはよくないよねという部分がある。まあ、昔々の「ザ・ガードマン」なわけだが、やはり、警察とうまく関係してる感じを見せていただきたい気はする。

ということで、警察抜きの中、溝端たちは岩本たちを襲ってきて岩本は刺されるという最終回前の流れ。まあ、わかりやすくはあるが面白みには欠ける感じ。あまり、残された謎がないからだ。

とはいえ次回が大団円。溝端が岩本の親を殺した真相が暴かれ、岩本たちは警備員としてのスタンスを取り戻すのだとは思うが、そんないい後味の最後になるかは疑問。

そして、白石も弁護士としての仕事に戻る中で、白石との岩本の愛情が通じるのかというところの方が最終回の見どころだろう。そんな中、白石麻衣の熱愛みたいな報道がなされて、その相手が岩本の先輩の菊池風磨となると、もう一つドラマの盛り上がりには欠けますよね。しかし、こういうゴシップ流すときにドラマの流れなど気にしてはいない昨今なのでしょうな。

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