見出し画像

「八月は夜のバッティングセンターで(4回)」人生でマウンドを降りたくなる時は確かにある。インコースに怯えることも…

今回は、関水渚のピッチングシーンとバッティングシーンを見ることができた。両方ともなかなか美しかった。そんなに背が高いわけではないが、均整が取れた身体で、長い髪の少女がキレイなフォームでプレイするシーンは良い。何か、そこに過去がありそうだが、これからもこういうシーンが出てくるのだろうか?しかし、この人、どんどんキレイになっていくね。2、3年後がすごい楽しみ。毎回、ショートパンツ姿が目の毒でもあります。

今回のゲスト深川麻衣は、生活の中の不満に意見を言えない人である。勝負する前にマウンドを降りてしまうということで野球に例える。インコースで勝負して、相手を怯えさせるなど考えたこともない。そんな人はかなり多くいるのではないか?

そう、野球に例えて、真っ向勝負などできる人は、ほんのひと握りだ。ドラマであるような、女にいい加減な男に「ダメ」と言えない気持ちは、男にはよくわからないが、ある意味、だめ男磁石みたいな物があり、それを野球に例えるなら、ボール打ちというやつなのでしょうか?とか、色々考えてしまった。

そして、今回は、深川が断れなかった人たちが、グラウンドでランナーにいたりする。その中で、試合放棄してマウンドを降りるしかない深川。そこに現れるレジェンド、五十嵐亮太。なかなかルックスがいい人なので、こういうドラマの中での姿も絵になったりする。そして、現役の時の如くにリリーフで満塁のチャンスを抑える。気持ちの良い今回の勝負だった。

この仲村トオルたちのアドバイスで、見事だめ男子を部屋から追い返すことに成功する深川。まあ、人生のいまくいかない部分を、このように転換して気持ちよく路線変更させることは実際は難しい。野球のように、そこにリリーフを出して、抑えるものではないからだ。人生の苦難は、完投して押さえ込むしかない。だが、野球と違うところは、休憩はできるということだ。そう、立ち止まって考えればいいのだ。

今日のドラマで最初の方で、バッティングマシンのメンテナンスをする関水渚が出てきたが、人間も機械と同じで、続けて苦しい負荷をかけられると壊れてしまう。だが、その壊れた経験に、人生を完投するためのヒントがあることも確かだ。

30分のドラマの中で、色々と考えさせられるドラマである。関水渚の過去が気になるのと、これからどんな元野球選手が出てくるのかも楽しみなところ。来週は里崎さんですか?喋りは面白いですが、ドラマの演技はいかがなものでしょうか?楽しみです。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?