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「恋する警護24時(第2話)」意外に早くうち解けてしまった2人。父の殺人事件と、白石の警護がシンクロしてくるのか?

ラストに、法律事務所の所長の小野武彦が何か心配そうな顔をしていたが、これは、岩本と白石の二人の間に、何か知らない接点があるということだろうか?それが、岩本の父を殺した犯人につながるとか・・。だから、その後に、犯人の仲間だった男と合わせるという脚本のような気がする。

ドラマは、岩本と白石のラブコメ的な展開?と父殺しの犯人に行き着くサスペンスとをどうシンクロさせて、意外な事実に近づけようというところだろう。そこを深く描くために、岩本と白石の仲が悪いような流れは2話目で終了というところらしい。しかし、性格的にはあまり合わないというところで齟齬が起きて、白石が危険に晒され、岩本が護るみたいな流れの連続なのかな?

で、白石は岩本と一つ屋根の下に暮らすわけだが、普通のラブコメのように、それが白石に危機感を起こすような舞台ではないというのが新しい気はする。岩本の綺麗好きみたいなのもわかったし、同居してる、藤原丈一郎と今野浩喜にも、色っぽいことを考えてる感じはない。そういう流れから、視聴者側にも白石麻衣は色っぽくは見えない。元々、そういう芝居ができる人ではないし、やはり写真集が売れるから、女優ができるわけではないのだ。つまり、写真家が観る目と動画演出家が観る目は全くたちの違うし、できる作品も全く違いということがよく解る女優さんが白石麻衣なのである。ということで、もう少し女優力を磨いてほしいわけです。

今回は、前回の加害者の親が謝りたいと言ってきて、その対峙するところを警護するのが岩本のミッション。ここで、車椅子の老婆が出てきて、何か、不穏な空気を出すのは脚本のうまさではありますな。彼女が突然、白石に飛びかかってきても不思議ではないが、まあ、そういう穿った見方はしない方がいいドラマなのはここでわかりました。でも、何もないと警護のドラマは面白くなかったりもする・・。

あと、このドラマ、警護ドラマなのに、食べ物が美味しそうですね。すき焼きとか、シナモンロールとか、見せ方は上手いです。前から書いてるように、食べ物がうまそうなドラマは買いだと思っている私です。

岩本の元カノの吉谷彩子に白石が少し嫉妬してるところはよくわかりましたね。こういう芝居は白石できるのですよね。そして、最近、結婚報道もありました吉谷さん。そういう意味なのか、綺麗になった気はしました。

あと、今週、映画「カラオケ行こ!」を見たからわかったわけですが、岩本の青年時代を演じてるのは、その映画の主演の齋藤潤君。すぐに目につくということは、印象的な青年なわけですな。今年、これから売れていく気はします。

とにかくも、次回から、色々事が動きそうな感じですね。脚本のスピード感はあるので、結構、楽しみです。

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