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「リビングの松永さん(第8話)」大人の気持ちに寄り添う告白はなかなか嬉しいよね。

髙橋ひかる、もう一つ個性が感じられない気はするが、確かに佇まいは可愛い。そして、こういう娘に「好きです」と言われる30男。確かに嬉しくはあるだろうが、微妙な部分はありますよね。まだ、女としても人間としても不明確な美しいものに対する戸惑い的なものもあり、そして、そのか弱いものを抱きしめていいものかも難しいところがある。

そして、高校生の髙橋からすれば、10歳以上歳の離れてる男が、とても凛々しく見える部分もあるだろうし、自分に親切にしてくれる中島健人を好きになるのは当然な部分もある。だが、その前に、彼女の担任の若月佑美に、まだ彼を好きだ的な事を伝えられているわけだ。それでも、「好きだ」と言える恋心はドラマ的にはうまく伝わっていた気はした。

大体その前に、シェアハウスで藤原大祐に数学を教えてもらう場面があるが、髙橋が藤原に全く興味を示さないのは、かわいそうな気がする。藤原は髙橋目当てでここにきたのだろうし、バイトでも一緒なのだから、もう少し彼との危うい場面も作ってあげればいいのにと思ってしまう。それを見て、中島が嫉妬するような場面もね。どう思います。

で、今回は、そんな高橋のところに母親から変な電話が「おばあちゃんが・・」みたいなもので、気になって、おじさんのところに電話すると和歌山に向かうので急いでると言われ相手にしてもらえない。そして、好きなおばあちゃんに何かあったのかと不安になる髙橋。

それを聞いて、中島は髙橋を乗せて、車で和歌山に向かう。朝には着くが、おばあちゃんは、「いぼ痔」で入院しただけで、ついた時には元気でしたという顛末。

そんな中、いろいろ考えたのか、中島はオファーが来ていたCMのデザインの案件を断っていた。元々広告畑にいた中島にとっては、またその世界に戻れるチャンスだったが・・。で、そのオファーをくれたのが、ファーストサマーウイカなのだが、最近彼女を見ると、彼女自身が姫カットの髪型をしてるせいもあり、清少納言にしか見えなくなってきた。そして、前よりも明らかに目立つ存在になってきたような気がする。大河ドラマへの抜擢というのはそのくらい気持ちを変えるのでしょうね。彼女主演のドラマも見てみたいもの。そう、「婚活1000本ノック」なんて、彼女主役の方が良かったのでは?

話が飛んだ。中島は、以前いた広告会社で自分のアイデアを先輩にパクられたことがあって、その業界を辞めたという過去があったことも、今回語られる。それを聞いた髙橋が、中島がその業界に戻るのを辞めたと聞いて、告白に移るのは、どういうタイミングなのかはよくわからないが、それが中島を元気つけるならいいタイミングではありますよね。

とはいえ、30男が、高校生の「好きです」にそんな簡単に答えないでしょうとは思いますよね、さあ、この恋どうなるのでしょうか?


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