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「めぐる未来」過去にタイムリープする病気という設定はどうなのだろうか?

原作は辻やもりのコミック。主演は早見あかりと萩原利久。萩原は「たとえあなたを忘れても」からの連投。そんなに使いたい俳優なのか?と疑問も残るが、この間は記憶障害で今回は時間障害?普通の人間の役でないのが続くのもなぜなのかよくわからんところ。

話は、1月15日から1月18日の3日間を行ったり来たりする話なのか?萩原の妻の早見あかりが殺されたことを追って、彼女が死なないようにする話なのだと思う。と言っても、初回で一回過去に遡り、それを救ったかと思ったにも関わらず、ラストで、彼女が突き落とされるところを見るという展開。これ、まだ数回は遡ったりするのだろうか?というより、萩原のタイムリープは思ったところには戻れないらしく、不安定すぎる。もう一つ、ドラマとしてどうなのだろうかとは思ってしまった。

そして、早見が勤める文芸誌の編集部の人々は、何かみんな怪しい雰囲気の人ばかり。早見がいつものテンション高めの芝居をするために、更に周囲が暗く見えるのかもしれない。一番の友人らしい大西芳礼でさえ、なんか怪し雰囲気で萩原に接していましたものね。そして、編集長の藤原光博も、何か彼女をよく思ってない感じでしたな・・。

しかし、この話で最初に展開する、原稿のデータを消してしまったというような話は最近ではほとんど起こらないことだし、バックアップも無くなってるとか、こんな人数抱えてる会社ではありえないでしょ。この規模なら、何らかのクラウドが使われてるだろうし、そう考えると、誰かが故意に消したという話だと思えるのだが、そうなのかな・・?

まあ、その辺が次回から暴かれてくのでしょうな。最初に皆を容疑者にして、タイムリープをうまく使ってそれを解決する?テイストは少年ドラマシリーズ的SFというところでしょう。

で、冒頭に出てきた飛び降り自殺は何だったの?萩原の若い時の記憶なのだろうが、どうも、初回の中でここだけ浮いてる感じがするがどうなのだろうか?で、過去に戻る病気は遺伝だというが、そんなことがわかるなら、この事象は病院で診てもらったりしているのだろうか?なんか、タイムパラドックス的なことを語る以前に、辻褄が合わないような事象が多すぎる気もするがどうなのでしょうか?

昨今は、この手のドラマが多くなったのは、ある意味、過去を変えたいとか思う人が多いからか?過去になってしまったことを変えるということは、今に影響することであり、生死だけの問題ではないのですよね。と書いてもわからない人の方が多い気もするが、もう一つタイムリープで人生を考えるようなドラマは安易な気がしてきた今日この頃の私です。


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