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「マイファミリー(第8話)」犯罪の行方を犯罪で処理しようとした結末。ここにきてやっと面白くなってくる。

ここまで、見続けてやっと面白くなってくる。まあ、一流の脚本家は最後の結末をどう面白くするかと考えるだろうから、黒岩勉ならこのくらいの仕事ができるというところ。しかし、血をバガして倒れている誘拐された娘は次回予告を見ると死にはしなかったみたいだが、悲惨な結末だ。状況的には、逃げようとして落ちたということか?先週の逃げようとしていたシーンの続きがここになるとはね。

とはいえ、そこに至らせたのは、二宮たちの警察を除外した行動であるのは確かだろう。それにより、警察は絶対に必要だというのもテーマなのか?しかし、まどろっこしい事件である。自分の娘を誘拐された犯人に近づくために、自分も誘拐をする。それも、友人の。そんな、鬼畜のようなことを考えるのは友人なのか?確かに危害さえ与えなければいいという考えもあったのだろう。そして、ことがすめば金も返せばいいと。だが、子供の心を傷つけることはダメだろう。だから、誘拐は罪が重いのだ。

ある意味、今の世の中、理性を失って他のことなど見えない人が多いのは確かだ。こういうのも今風の人間だとでも言いたいのか?脚本家はこの犯罪の流れに何かのヒントがあったのか?そういう点は気になるが、このラストに一気に警察が介入して動き出すまで長すぎる。この2つ前くらいで脱落した視聴者も多いのではないか?先週は「真犯人フラグ」みたいだと馬鹿にされてましたものね。ここにきて一気に日曜劇場らしくなってきた。

しかし、濱田岳と一緒に誘拐を手伝っていた、藤間爽子という女優さん。かなり印象的で、一気にもらい役みたいになってますね。雰囲気的には地味な感じですが、なかなかお芝居できるみたい。これから、使われていくでしょうね。

今回は8話だから、後2話で完結という感じだろう。本当の犯人も、また身近な人物なのか?身近な人の本性は大体わかってしまい、コマが残っていませんよね。もっと、大物が出てくるのでしょうか?そして、その犯人の本当の目的は?そして、濱田の娘は生きているのか?色々と、ここにきて、頭の中で整理してたパズルがひっくり返って散らばった感じでドラマとしては秀逸ではありますよね。

「インビジブル」とか一緒に見てると、警察内も怪しかったりするのか
?とかも思ってしまいますよね。しかし、警察よりも、IT会社の方が、他人の送信履歴などを解析するのが早い感じになっておりますが、実際のところ、日本の警察って、この辺どのくらいできるのでしょうね?まあ、デジタル庁よりは優れたデジタル捜査班があると信じておりますが、最近のこういうドラマ見ていると、本当にその辺りを知りたくなる。最後もその辺りが鍵になるのでしょうか?

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