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「ミス・ターゲット(第6話)」意外に早く捕まってしまった松本まりか。ということが、こお後が脚本の腕の見せ所?

確かに前回あたりから、沢村一樹が松本に近づいてるのはわかったが、こんなに早く逮捕のシーンが出てくるとはね。やはり、八嶋智人が捕まったことが大きいのだろうか?まあ、自分の金を他の男に使うために獲られたのだから、喋ってしまうし、訴えもするよね。

とはいえ、今回は模擬結婚式の話で、二人の恋心が一歩進んだところで逮捕に持っていくわけで、なかなか脚本はこ気味良かった。そして、松本と上杉柊平の模擬結婚式の準備風景が、アドリブなのか演技なのかわからないくらいに楽しそうで良かったですね。そして、松本のウェディングドレス姿を見て、大福を超えたみたいな言い方するのは、失礼極まりないが、上杉の性格をしっかり捉えたセリフなんですよね。松本の嬉しそうな顔も光っていた。

そして、その模擬結婚式でキスをしようとした時に飛び込んできた沢村一樹。でも、これ、イベントの最中に警察が飛び込むのって、式場的にはすごい迷惑ですよね。犯人が逃げないようにだろうが、殺人犯じゃないし、イベント終わるまで待つことはできないのかよ?って思いました。それだと、ここにあるような花嫁が手錠されてレッドカーペットを歩いてくるっていうシーンは撮れないと言うことでしょうか?というか、この画が撮りたかったんですよね。すごいインパクトあるものな。

そして、その現場を弟子の鈴木愛理も、師匠の筒井真理子も見てるって言うのが、なかなかうまいのですよ。そして、1分時間をくださいと言った松本の本音は、「仕方ないが、好きだった」と言うことを言いたかったのだろうが、それはまとめられないし、車の中での涙はなかなか感動ものでした。

でも、多分、脚本家はこれ、ハッピーエンドにしたいのだろうから、ここから、取り調べ、裁判があって、その後の話も結構考えてこの話作ったのだろうから、見せ場はここからなのでしょうね。

と言うことで、今回は和菓子が出てこない回だったのですが、和菓子屋と結婚詐欺という組み合わせが普通にはなかなか考えられない設定で面白いのと、松本と上杉の組み合わせも、多分、もう二度とないような新鮮な組み合わせでここまで楽しめました。

そして、マッチングアプリとか、婚活パーティーとか、現代的なものを散りばめて、現代の結婚事情ドラマでもあるんですよね。そして、悪い奴だけが大きな金を回してるようなこの世の中、そこに目をつけて結婚詐欺をする松本は、ある意味、ヒーロー的な存在でもあるわけだ。そう考えると、やはり松本と上杉がうまくまとまってくれることを望む私であります!

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