「墜落JKと廃人教師(第6話)」確実に恋に進んでいる羨ましい空気感
プールで泳いでるのか溺れてるのかわからない感じの橋本涼を笑顔で見ている髙石あかりのラストの笑顔は、このドラマが始まって以来初めてのものではないか?この回で、髙石は完璧に橋本に惚れたというフラグとしていいのだろうか?
このドラマは、髙石あかりを愛でるためだけのイメージビデオと考えてもいいのだろう。そして、これから彼女が女優として本格化していくなら、このドラマは伝説になっていく予感はある。そのくらい、彼女の存在感だけで30分を持たせている。今のエンタメ界隈では若くしてこういう妖艶な雰囲気を醸し出す女優さんは意外に少ない。とはいえ、映画「single8」で見せたような普通の女の子も演じられるから、かなり面白い女優さんになっていくと思われる。まあ、推しにするなら今ですな。
今回は、前回の飛び出して車に轢かれそうになるところから。そして、その後ろからつけていた橋本が、飛び出した男と髙石を助ける。橋本はクールに車に謝って、パチンコ屋に行くと去っていく。取り残された髙石は間が持たず、飛び出した男の子に「たい焼き屋」に案内してくれと促す。気まずい中で、彼の貧乏な暮らしを聞くが、話は物足りない。それを、橋本が追っかけているのもわかる。橋本は、わざと自分だけ去って、彼女の気持ちを確認しようとしていたわけだ。少し気持ち悪いが、回を追うごとに可愛らしく見えてきた橋本であった。
たい焼き屋から、話は突然に、学校のプールに飛ぶ。制服のままプールに浮かんでいる髙石。それを溺れているのかと勘違いして飛び込んでくる橋本。髙石は、プールで着衣泳の補講を受けていたらしい。それでも、一緒にびしょ濡れになり嬉しそうな橋本。もう、プールで二人きりというだけで男はたかぶるのはわかる。そう、男が変な動物であるのはわかっている。
ここも、プールサイドであまり中身のない話をしているが、それは橋本が感じる青春ドラマ風の昂り方と、現実のギャップだったりする。そして、そんな話をずーっとしているうちに、彼女は橋本を好きになっていってるわけだ。前のシーンの男の子との会話の中で、貧乏な話を男の子が思った以上にしてきて「溜まってるから」ということを高石に言う。ドラマの初頭では、高石自体がしゃべることがあまりなく溜まっていたような状態だったわけで、この意味のなくみえる違うシーンの連続技は、高石の心の変化みたいなものをうまく表現してるようにも見えた。本当のところはわからないが・・。
と言うことで、ラストは橋本を愛する髙石がいるわけだ。さあ、彼女がどこまで橋本に深いりするのか?と言うことがこれからのドラマの主題なのでしょうか?まあ、高石のドラマ内でのメタモルフォーゼに注目というところでしょうな?
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