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「新空港占拠(第6話)」処刑され、まだ取引する曲者を抹殺すべき動くものたちの未来

前回の「百首神社」での話で、ここの面が獣の面だと分かったが、この神社を起点でこの空港占拠が行われていることは分かった。そして、この間、面を外した3人がこの事件の犯人とされていたが、これは偽装で、目撃者は親族の病気を救うために偽証していたということ。そして、その時に処刑されていた黒沢あすかの前に立ちはだかる姉妹は、この事件で殺された人間の娘。もはや、この事件の敵と味方が一緒になって、この偽装をした当事者を懲らしめていたらしい。その裏に環境破壊があるというのは分かったが、それ以上の企みが隠れていることは確かであり、その辺りの風呂敷をどこまで広げられるかがこのドラマを面白くするかどうかの鍵ですね。

そして、この人質に取られた人間たちの向こうに「山猫」と呼ばれる闇の指示者がいたことが明確になり、それは誰で、どんな大物かというところがドラマのラストシーンになるようではある。そして、彼のことを刑務所にいる菊池風磨が知っているのは何故?

そんな中で、間一髪で一命を取り留めた黒沢あすかが櫻井翔に取引を言い出す。「自分を不起訴にしてくれたら、山猫がわかる場所に導くと」。それは、警察を通したら絶対に通らない技であるが、それでも、櫻井が一人でなんとかそれを聞き出そうとするのは、ちょっと掟破りで面白くはあるが、黒沢の話を信じるのもどうかと思ったりすること。言われる場所に着いたら「嘘だろ!」というだけなのでは?この黒沢の話は罠としか見えてこないのだが・・。

そして、ジェシーの正体も「獣」の仲間だということがわかるラストだったが、彼が比嘉愛未を恨んでいるというのはどういうことなのか?こういう登場の仕方をするということは、「獣」の中でも偉い人なのだと思うが、その人の恨みが病院に絡んでいる。つまり、この辺りが前作「大病院占拠」とリンクしているところなのだろうが、その辺りが次週あたりから開示されるということ?

そして、ジェシーと比嘉に絡んでいた警官の吉田健悟は「山猫」の操り人形ではあるのだろうが、ここからどう動くのか?黒沢が裏切り者だとされ、彼が櫻井前に立ちはだかる感じ。

で、ジェシーは比嘉をどう料理する気なのか?あと、十二支がこれで11人出てきたが一人足りないのと、獣を人質に取った感じの人質たちはどう動くの?というか、まだ処刑が終わっていないしね。ここから後4回でケリをつけるには、なかなかネタが多すぎる。どう処理するかの脚本のお手並み拝見というところ。

で、また菊池風磨が出てくるようだが、彼の位置関係がもう一つわからないですよね。彼も「獣」の一人なのかな?

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