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「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明〜(第8話)」元銀行員と元看護師と元弁護士の絡み合い

今回は、天海祐希に恋愛話か?ということで、天海の高校の後輩の眞島秀和との仲を疑った刑事の丸山智己が、松下洸平にどういう仲なのかを探れと依頼をするところから。で、200万円で依頼したみたいなのだが、ちゃんと金を払ったのか?

そして、天海と眞島のデートを追いかける松下と白石聖。その格好が水色で目立ちすぎなのだが、こういう抜けた感じがある探偵ドラマは面白いですよね。そして、着いたところがバッティングセンター。天海祐希のフルスイング、格好良かったですね。それに対比するように描かれる松下、運動神経がないという設定だが、最後のバトルは邪魔にならずにいたのは、まああまり深く考えないでおこう。

そして、このデートで天海に「お付き合いしてくれないか」と告白する眞島。近づいて金をなんとかしたかったのはわかるが、付き合うことにしなくても良かったのでは?大体、詐欺師の女に貢ごうとしていたわけで、ここでもう眞島は嘘をついてるのですよね。まあ、それが、高校時代の真島がついた嘘にシンクロしてくるのだが、嘘をつく男はやはり人生うまくいかないということか・・。

で、高校時代の天海も眞島も、もう少し似た感じの役者はいなかったのか?流石に天海にセーラー服を着せるわけにはいかないだろうが、ここで二人が似てるということになると、ドラマも盛り上がるところではある。映画なら、もう少し、なんとかしたでしょうね。

そして、眞島が妹が難病で金がいるという話。だが、天海が現場に行ってみると、そこで病気だったのは、眞島の付き合ってる女。まあ、彼女が元看護師の詐欺師だったわけで、わざとだろうが、なかなか芝居じみた演技が面白かった。その彼女のために、銀行で横領未遂を犯していた眞島。その場では天海はお金を貸すと宣言。

そして、彼女たちを懲らしめる中華店に場面が一瞬で移るのは、なかなかこ気味良い展開。こういう脚本は好きである。そして、全て、天海はお見通しだったことがわかり、ここで天海のアクション場面。そして、今週のコスプレがは中国女。中国服着たら、髪の毛はお団子二つにしないといけないのは何故?わかりやすいが、こういうので、中国人は文句を言わないのだろうか?日本人の中国人感は、戦前からほとんど変わっていない・・。

しかし、天海のアクション見てると、天海をボスにして「プレイガール」みたいの作ってみたいですよね。まあ、こういう華がある役者だから、猿之助の事件で公開寸前だった映画を撮り直しまでして公開しようとするのは、当たり前なのだろう。そのことで興行も盛り上がるかもしれませんものね。あの映画、予告編は面白そうでしたものね。とはいえ、猿之助が総理大臣役では、どうしようもないですよね・・。

話がそれたが、ということで、今回もなかなかエンタメ的には面白かったです。お硬い仕事をしていた輩が、詐欺事件でもつれあうというのも今風なのでしょうか?現代、そういう仕事に対するプライドみたいなものも弱くなってるとも思えますよね。

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