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「闇バイト家族(第4話)」本当の家族のように他人を思いやるようになった先に何がある?

サイコロで「何が出るかな」のパロディで「どんな闇かな」と叫ぶ、吹越満は、闇バイトの頂上にいる「D」というのを探すために、この偽装家族に闇バイトをさせているわけだが、世の中にはいろんなバイトがあるのだなと感心した次第。そして、ここで語られるバイトは本当にあるのだと思う。「何かわからない薬の治験」で、死ななかったら8万円とか本当にありそうだものね。そして、死んだら東京湾みたいな、国がバックにいる闇バイトね。まあ、コロナワクチンの注射も国の闇バイトみたいなものだったのではないかと思ったりもする。その前にウィルスを撒き散らす闇バイトもあったかもしれない。まあ、刑事でこんなことしてる輩も本当にいそうだし、世の中信じられないから、オレオレ詐欺にひっかる人もいるのだよ。

とは言っても、その詐欺の受け子に失敗する鈴鹿央士は、山本舞香が援交バイトしてるのを見かけ追いかける。で、彼女が見事にホテルに連れ込まれ眠らされるのを助けるわけだが、もう、この段階で他人事ではなくなっていて、明らかに家族モードになっている。この回の初っ端には、皆がただいま、お帰りなさいを言って、家族ごっこがリアルになってきたのを嬉しく思ったりもするのは、彼らがはぐれものだったからだろう。なかなかいい話に引き込んでいるなと思ったりもする。

で、寝ている山本舞香を可愛いとも思う鈴鹿。確かに、前回の立ち回りの格好良さもあるが、ある意味、こういう素性の悪い感じの役もできて、こんな顔が小さくて可愛い女優は他にいない。世の中、コンプライアンスなどと言いたがるから、清純派の若い女優ばかりを作ろうとする中、彼女のような存在はとても貴重だと思うわけだ。前から、いい感じには見えていたのだが、今回は結構なファンになっている私がいる。

そして、彼女の妹が入院していて、手術すれば治るが、その費用がないことを知る鈴鹿。最後に、もっと金になるバイトをやらせろと吹越に言うのは、その金を作ってやりたいという男気だろう。もはや、闇バイトで家族を助けると言う暴走をしだすわけで、なかなか展開は面白い。だが、このドラマ、まだ4回目なわけで、まだまだラストは先にあるように感じるのだが、ここでクライマックスぽくなってきてるよね。どうなのだろうか?

とはいえ、闇バイトして稼いだ金で飲もうとしたら、ぼったくりバーで酷い目にあってる光石研の姿を見せたりして、やはり、この偽家族はポンコツであると言うことを思い出させるドラマの作りは、ここで全てうまくいって彼らが大金を掴めるようには思えない。

まあ、次回からも、山本舞香の活躍を期待してみることにしよう!

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