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「パティスリーMON(第3話)」カスタードと恋とスランプとライバルと

3回目で、濵田崇裕は畑芽育のことを認めたようで、歓迎会の席でカスタード担当を任せる。しかし、歓迎会を生簀のある居酒屋でやるのは雰囲気壊すよね。ちょっと残念。昔はこう言うセットみたいな居酒屋さん結構あったけど、今もあるのですね。行きたくはないが・・。

で、カスタードを作る工程を見せるという、なかなか良い動画がいれてあった。お菓子作りの基礎だが、こういうの描くのが、綺麗にできてるのはこのドラマのいいところなのでしょう。

そして、濵田の作った新作の味見をスタッフ全員でやることに。なかなかおしゃれな外面で美味しそうではあったが、畑が味が薄いとか言い出す。そこで、バレたかとばかりに「俺はスランプだ」と言って、皆に新作を考えるようにとも伝える濵田。なかなか、この人も、自分の伝えたいことがしっかり伝えられない人なのはわかる。でもさ、彼のこの雰囲気から、このドラマに出てくるケーキたちが生まれてくるのは見えてこないよね。それがこのドラマの肝でもあり、そんなものかもしれないが・・。

そして、畑が「ロールケーキ」を作りたいというと、「それはフランスにはないからダメ」と言い出す濵田。畑は「抹茶味もあるし、ショートケーキもあるじゃないか」と反論するが、はっきり否定するところは何かあるのか?このオチは後で出てきますよね・・。ロールケーキを否定するわけは知りたいですね。

そして、畑がいつも出入りするマッサージの本田仁美が、なかなか良いアクセントになっていますね。黄昏色の空間だと、彼女の金髪がうまくフィットしてる感じもいいし、彼女の落ち着いたセリフ回しが、このドラマのテンションをちょっと安らがせる感じは面白いです。そして、この場が畑の愚痴を吐露できる場なわけですよね・・。

そして、濱田がスランプが開けない中で、知人の結婚式のために故郷に帰ると言い出すが、そこに引き菓子の注文が入り、濱田は「やっぱり帰るのやめる」と言い出す。ここまで見ても、濱田の心の中が不安定なのはわかるが、そのオチは今回出てこない。ちょっと、ドラマ的にはまとまりが悪い。

そんな中に、中川大輔の元カノと思われる山崎紘菜がMONにやってくる。彼女は、畑が来る前にここで働いていたという。と言うことは、畑が入るときに「女の子は雇わない」と言ったのは嘘だったの?というか、彼女のことで何かあったと言うことか?

話の流れは見事に少女漫画的流れだが、こう言う単純なラブストーリーなら、原作者は世界が違うとか言う話にはなりにくいのでしょうかね?キャスティングの違和感みたいなものは出てくるでしょうけどね。

とにかくも、山崎が何者かなのは早く知りたいですね。

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