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「消せない「私」~復讐の連鎖~(第10話)」自分が加害者だと思わない人というのは確かにいて、こうするしかないですよね

まあ、吉村美憂のヒール姿、最後は醜すぎてお見事でしたというしかないだろう。もはや、どんなに自分の顔が醜くなろうとも、女王様は女王様なのだ。主人公の志田彩良に対して気に食わないから陵辱し貶めたのに、それがまた自分に関わること自体が気に食わないということだろう。その醜悪な姿の具現化に見事に一役買って、それを女優魂みたいにいう人がいるかもしれないが、こんな最後は顔が見えない役で成就した女優さんはここまでいない。そうそう、遠く60年前くらいに吉永小百合が「愛を死をみつめて」で顔の半分を包帯で覆うことを問題視されたことはあったりはしましたよね。でも、綺麗だったし。

ある意味、吉村はよくこの役を受けたよねというのが本当のところだと思う。ここから、どういう女優人生を送っていくかはしれないが、やはり役は選んだ方がいいし、こういう役は名が売れてからやる役ではない。同じことを思ったのか、まさか、本多奏多が彼女を殺めて彼女の暴走を止めるとはね。これもバレて本多は捕まるのか?この間は、天皇なのに謀略で出家させられていたけど、彼もまた正攻法な2枚目役はこなくなってるね。

つまり、志田の周囲の人が不幸になっていく連鎖は全然止まってはいないというのがこの話なのだろう。でも、世の中の怨恨のエネルギーというのはプラスのエネルギーに転化することはないのだと思うのですよ。これは、周波数帯の違いがあるからでしょうな・・。

だから、前回、加害者3人への復讐は終わるも、ホストの命も奪ってしまうし、パスポートを取って、海外に違う自分を作りに飛ぼうとするも、そこで自分が養子だったということに気づいてしまう。それは、復讐とは何も関係しないことだが、自分の知らない自分が出てきたことで、心がぐらつくという流れだろう。周波数の低い思いは周波数の低い違う思いも引き寄せてしまう。

そして、志田の10年前のビデオに再度火がついたように、ネットで炎上を始める。そう、こういう流れはこれから多くなっていくだろう。実はもみ消したけどこういうビデオがあるんだよみたいなものも出てくるはず。もっとわかりやすく言えば、軽く撮られたSEXのビデオなどデータが全て消えることなどまずないものだと思った方がいい。だから、絶対にそんなもの撮ってはならないのだ。芸能人の場合だと死後も売買される恐れがあるということ。

そして、ここに最後の加害者みたいにでてくる柄本時生。彼が放火したことは事実そうだが、その裏に大きな動機もない感じが浮かばれないということか?とにかくもこの復讐劇の最後をどう終わらせるのかは、ちょっとわかりにくい感じになってきたが、こういう犯罪が本当に起こらないような何か大きなフラグは立てて欲しいかなと思うのは私だけではないはずだ。

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