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「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!(第2話)」いとも簡単に銃殺を実行するこの二人のプロ根性

上の写真、うどんを食おうとしている伊澤彩織の傍でそのうどんを作った高石あかりがピストルに弾を込めている。こう言うのがこのドラマの見どころというか、非現実性であり、たまらなく愛しく思える点だ。こういう感じで殺し屋として生きていけるなら、結構幸せそうである。とはいえ、彼女たちはこの職業でしか世の中に役立てないわけで、いわゆる必殺みたいな仮の姿はないわけである。まあ、プータローが仮の姿であり、それはそれで今風。実際、リアルにこんな協会があったら、入りたがる若者はいるだろうね。でも、銃が扱えて、バトルもできるとなるとただのヤンキーではできない技。だからフィクションとして面白いわけで、その辺りはこのシリーズの面白さである。

今回は、前回凍らせようとした協会の男から依頼されたミッション。その向こうには本田博太郎がいるようだ。彼女たちを何に使おうとするかが、この連ドラシリーズのメインイベントなんだろうね。

で、居酒屋に潜入調査。そこで現金洗浄組織がいるらしいという話。まあ、伊澤が居酒屋でアルバイトなどできるわけもなく、前半戦はその人間のダメさ加減をフューチャーしてくる感じ。それはそれで、このシリーズの面白さであり、それを高石あかりがフォローするのもいつものこと。リアルでは伊澤が歳上なわけだが、高石の方がお姉さんっぽく見える感じもこのシリーズのあり方としては面白いところ。

で、1日頑張ったら、次の日に出店して彼らが大金を分け合っているのを見てしまう。で、彼らが実際どういう感じでその金を作ったのかは説明がないが、店に客としてきていた山本浩司が、店が畳まれた後も現れるから、今後の伏線としての何かがあるのだろう。

それはともかく、今回はサイレンサー付きの拳銃でそれぞれ一人につき二発づつ撃つだけのお仕事。それも至近距離。まあ、まさか彼らも彼女たちが自分たちを狙ってる殺し屋だとは思わなかったということ。こういう部分は、脚本描きやすいし、その世界に簡単に入っていけるのは良いですよね。

とはいえ、やはり伊澤のアクションが見られない回は面白みに欠ける。昨今は劇場用映画でも、アクション映画自体が少ないから、彼女の存在もなかなか前に出てこない。勿体無い話である。高石とこのコンビのままで正統派のアクションをやらせてみたい気もしますよね。相手にもう少しセクシーダイナマイトなアクションできる女優を配して女の殺し合いみたいなのみてみたい。それこそ、Netflix案件かな。

まあ、毎週このシリーズが見られるのは贅沢である。
 

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