「離婚しない男〜サレ夫と悪嫁の騙し愛〜(第2話)」"篠田麻里子は本当に美味しいよ"みたいなセリフの二流感がそそるのでしょうな
このドラマ、ラストはいつも「最後の雨」の流れる中で伊藤淳史が泣くのでしょうか?そういうわかりやすさは深夜に見るドラマとしてはアリなのですが、それよりもこのドラマに何か引き込まれるのはその二流感ですよね。
こういうテイストが何か懐かしいと思ったら、「ロマンポルノ」でよくあったコメディ編を少し上等そうに作った(少し生臭さを上品に見せたような)感じなのですよね。そして、そういうところには決して上等な俳優は必要ないわけですよ。
そういう意味で、浮気相手の小池徹平の二流のイケメン演技がたまらなくいやらしいし、彼の演技のおかげで少し興奮するAVを見ているようにも感じる。もう彼は、このままこの路線だけ演じてればいいという気もするし、彼がAV男優になれば、それはそれでニーズがあるのかもしれない。
そして、彼の二流感のおかげで、篠田麻里子が一流っぽく見えるのも、AV的な視覚効果であったりもする。元々可愛くはあるのだが、女優としてそんなに評価されない人が、喘ぐ顔と声でここまでテンション上げられるのは興奮しますよね。昔だったら、この流れでグラビア、映画で素っ裸にしてエグい商売をしようとする人がいっぱいいたでしょうな。もう、篠山紀信なんで死んじゃったんだよ!という感じでもある。このドラマがあって写真集出したら、なかなかいい商売になったでしょうな。
そう、今回も篠田麻里子の声にただ集中するしかないドラマであった。そして、伊藤が盗聴している向こうで行われる、小池のスカートもぐりは、もう小池も興奮してるようで、その後の篠田がズボン脱がすところで、パンツの向こうは結構もっこりでしたよね。というか、篠田の片足にパンツが引っかかったままの姿もいやらしい。よくこんなの撮ったね。演出は、洋画によくあるような妖艶な姿とか言ってやらせたのかな。というか、多分、脚本の鈴木おさむも、こんなものが撮られると思ってなかったのではないか?
で、これもコミック原作なのだが、原作者もどう思ってるのだろうか?ここのところ「セクシー田中さん」で脚本家と原作者のイメージの違いみたいな問題が取り沙汰されているが、このセクシーさを原作者はどう思っているかも気になるところ。まあ、「もっとえげつなく!」と思ってる感じもしますが・・。
もう、篠田が水野美紀の弁護士事務所に行って「いけすかない」とか言われるたり、篠田が伊藤に出したおにぎりに指輪を入れたりする面白さが面白く感じないくらいに、篠田の演技だけが注目のアダルトドラマですよね。小池徹平のセリフで「愛を教えてくれてありがとう」とか歯の浮くようなセリフの後で「綾香は本当に美味しいよ」という本音を綺麗にいう2流感が刺さった2回目でした!!!
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