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「恋する警護24時(第3話)」過去の事件と今の警護がつながってくるのだろうか?

前回の墓場のシーンからの続き。墓参りに来ていたのは、岩本照の父親を殺した犯人グループの一人だった。彼は懲役10年を終えてから、墓参りをしているようだった。それなりに償う気持ちはあり、そんな彼に実際に殺した犯人を見つけることを手伝ってくれと頼む。そして、彼の携帯のやり取りを知り、そのアカウントに釣り針を仕掛ける。今回のラストはそこにひっかっかてきた犯人の一言「お前誰だ」で終わる。しかし、こういうやりとりで犯人が捕まったりすることもあるのだろうか?昨今の警察は、いろいろ大変ですよね。まあ、ここの話は警察ではないが、警備会社となるともっと面倒くさい話になる感じもする。

そして、今回は、それとともに、白石麻衣が一度、自分の家に帰りたいと言い出す。自分の必要なものと、いつも故郷から送ってくるサバ缶を持ってきたいという話。そして、岩本抜きで警備員総動員で荷物を取りに行くわけだが、ここで、何か起こるのかと思ったら何も起こらない。話の流れ的にはあまり面白くない。そう、白石の周辺をもっと怪しくすべきではないかとも思う。そして、サバ缶というアイテムもうまく使われていない。昔、サバ缶を投げて、不審者を追い払ったみたいな嘘だけだ。というよりも、このアイテムが出てきた段階で料理の話をするとか、そのままでもみんなで食べるとかないのかね?というか、あんな大量のサバ缶、白石はいつもどうやって処理してるのかが気になってしかたなかった。

そう、白石が危ない目に遭わず、パラリーガルの岡本夏美が岩本に興味を持つとかがあり、少し嫉妬するみたいなところもあったが、この辺の恋物語の詰めかたもイマイチだな。今回は、最後に停電で岩本が白石の背中を叩くことで親密になった感じはあったが、そのオチがタコ足配線で切れたみたいなよくわからない話。今ひとつ脚本が下手?

で、今回は、白石が顧問弁護しているところの社長の溝端淳平のアタック?にのって打ち合わせをしてるところで危険に晒される。と思ったら、最初は、岩本の元カノの吉谷彩子が不審についてきたりしていて、そこに嫉妬する感じの白石はいたが、この吉谷の使い方も今ひとつでしたね。

そして、溝端の行きたい店に行こうと地下の駐車場に行った時に、バイクで襲う男?岩本がうまく助けるが、溝端が手に怪我をする。なんか、こういうので溝端がいろいろ怪しかったりはしますよね。彼が何かのキーを持ってるのは確かだろう。

岩本の父親殺しの犯人探しと、白石を狙う影、そして岩本と白石の恋みたいな三つ巴でドラマは進む感じですが、この3回目までの初動は今ひとつ勢いがつかない感じ。岩本の演技はしっかりしているが、やはり白石の演技がゆるい感じはする。その分、話をもっと面白くスリリングにしてもらいところですね。

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