「伝説の頭 翔」ヤンキーの替え玉物語。髙橋文哉の2役、ちゃんとできている。
コミック原作のドラマ。リアルな世の中ではヤンキーというのは姿形も見えないが、コミックの題材としてはいつまでも存在し続けるというのは、やはり、今の若者も少しは形から入るヤンキーに憧れるとことがあるのだろうか?まあ、それはともかく、このドラマはいじめられっ子だったオタクが伝説のヤンキーと入れ替わることで、一つの成長を見せる物語なのか?初回はそれなりに面白かった。
高橋文哉が、二役ということで、二つの役をどんな感じで演じるかと思ったが、初回を見る限り、見事に差異をつけながら演じ切っていた。彼もそれなりに役者として成長しているわけで、この役もかなりの勉強になる役のような気がする。
高橋をはじめとして、よく、これだけヤンキーを演じる役者がいるなと思うが、まあ、彼らにとっては時代劇を演じるのと同じことなのだろう。喧嘩シーンはなかなか楽しんでやっているように見える。初回の相手は犬飼貴丈。こんな役は慣れてるだろうし、この間まで「95」で似たような役やってましたものね。まあ、30歳過ぎて高校生役をよくやるとは思うが、ゲストとしては迫力ありましたが、下剤を仕掛けられて負けるとは、このドラマはそういう流れなの?
それよりも、私的には、いつも書いているように、気になるのは関水渚だ。今回は、「古くさい街角のスケ番ズ」というアイドルのエース役。これ、「新しい学校のヒーローズ」のパクリなのはわかるのだが、こっちの方が見てみたい。是非。本当のデビューの方向に持っていってくれ!
で、関水は、もう最近ではなんでもありで責めてくるから、ファンも楽しみというか凄く危うい感じに惚れてしまうようになってきている。まあ、こんなスケバンの姿になっても絵になるのはすごいですよ。そして、最後に素の姿も出てきて、それで、髙橋がいらない力出すみたいな描き方はなかなか爽快感があった。
あと、ヤンキーの彼女役の井桁弘恵のおねだり姿も可愛かったですね。彼女もスレンダーで、求められて偽の高橋は交わることになるのか?髙橋、なかなかもらい役ではありますな。エッチなシーンがどのくらいあるかも楽しみではある。
ということで、シンプルに見どころがわかりやすい不良群像劇。髙橋をコントロールするのは菅生新樹。「下剋上球児」以来で見るが、少し太った?兄貴とは違う路線を目指してるところもあるのだろうが、なかなか面白い役ですよね。
そして、皆さんも驚いたでしょうが、久々に飯島直子。全く昔と同じ雰囲気で登場。女子高生たちに負けない可愛さはずるい。こんなママがいるスナックなら確実に流行りますよね!とにかく、次回も期待です。
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