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「夫婦の秘密(第7話)」誰にでも表の顔と裏の顔がある・・。

ドラマも7回目。あと、この回も含めて4回くらいで、この話収集つくのでしょうか?とにかく、タイトル通り、この夫婦、臼田あさ美と豊田裕大の二人とも、過去がありすぎて、そして、結局自分のしたことを自分のいいように解釈して、悪ぶれることなく生きてきた感じ。そういう人は確かにいるし、他人が困ろうがどうしようが、自分だけは正しいとして生き続けられると思っていたりもする。そんな二人ということが答えなのか?

そして、穴掘りシーン、このミッションを決行している二人目は剛力の店で働く山下幸輝だった。ということは、埋められてるのは臼田か豊田?サスペンスとしては、なかなか面白くなってきた。そう、ここまで真実が見えないし、臼田がドラマの中で言っていることは全て嘘に見えてくる。母から逃げてトラウマになってる感じも芝居ということもありうる。彼女が悪女であることは間違いないが、その姿がどこまでエスカレートするかは興味深い。

で、その穴掘りに関わってた山下も、変態さんだということがわかった。桃月なしことのホテルでの首絞めながらのSEXで、桃月は死んでしまったのか?もしかして、彼女も最後に一緒に埋められてたりする?つまり山下はサディスティックなわけで、臼田を同じようにサディスティックに扱いたい願望があるのだろうと私は思う。そして、臼田はサドに見えてマゾ的なものも感じる。

宮本真希の夫と臼田ができてた話が表面に出てきた。そして、臼田が録音テープを宮本に聞かせて追い込んでるシーンも。ここで、臼田は、宮本に、あなたがしてあげなかったこともしてあげたと言う。それは、陵辱行為に近いものか?もう、変態さんのグループの中では、気が狂ってしまったというか、モノを話せなくなった宮本は、まだ正常な人だと言うことだろう。

そして、最初は万引きをしたりして、心が揺れていた剛力も夫を殺して落ち着いたと思ったら、警察がやってくる。死に不審な点があるという。これは、誰かがチクったの?それは臼田?そう、剛力も変態さんに嵌められた感じで、だから、結果的に臼田を殺した?そんな流れも見えてくる。

臼田が豊田と別れないことで、「相手の綺麗な部分しか見ようとしない」なんては話が出てくるが、綺麗に見える部分はみんな嘘?と言うことなのか?というか、この虚飾の夫婦はSEXしているのだろうか?熱い夜があるなら、嘘もすぐバレる気がするのだが、変態だが二人とも性的には興味がないと見た方がわかりやすいの?

展開を見ているうちに、ハッピーエンドはないと思ったが、ここからどう壊れていくのだろうか?確かに人間など脆いもので、嘘で固めて生きていけば、嘘の世界がまとわりついてくる。そして、その向こうには地獄しか見えてこない気がするのだが、とにかく残りの回、私をどんな世界に誘ってくれるのか?すごい悪いものを見ている感じがたまらないドラマではある。


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