見出し画像

「街並み照らすヤツら(第6話)」本当の強盗が現れ、ここから本番ですか?

で、火事の現場で火をつけてはいないが、森本慎太郎も浜野謙太も捕まってしまった。とはいえ、ここは火事の話。そして、「俺が火をつけた」と竹中直人が自首して二人は釈放される。とはいえ、警察の宇野祥平は彼らが偽装強盗をやっていると疑っているわけだ。そして、吉川愛もそう思ってるのだが、なぜか森本を恋してしまったらしく、逮捕をする気はないらしい。

で、森川葵は、森本に呆れて実家に帰る。お母さんが堀内敬子でお父さんが尾美としのり。そして、二人は森本のことが大好きという、変な設定。つまり、ここに森川の味方はいない感じである。そして、森本が森川を連れ戻そうと実家に向かうと、そこに吉川もやってくる。なんか、三角関係の喧嘩みたいになっていく。で、このドラマの変なところは、森本も森川も不倫などする気はないのに、彼らを恋する吉川や曽田陵介みたいなゴミみたいな人間がハエみたいに寄って来ること。この辺にドラマ的なスリリング感が全くないも困ったもので、この二人に恋するハエは、脚本を水増しするような材料でしかない。というか、それ以上に、前回の火事のことがほとんど話題に上らないうちに次の話題に動こうとしているのは、いい加減ですよね。

そんな中で、友達のいない、月島琉衣が、YouTuberなことがバレて、友達ができそうになるのに、また逃げるみたいな、どうでもいい話も入ってきたりして、本当に、このドラマ、シナリオの先生みたいな人が点数つけたら何点つけますかね?

とにかく、「セクシー田中さん」問題で、急拵えで作ったオリジナルドラマだろうが、酷いものである。そのチープさが、面白いとも言えるが、こんなもの作ってたら、やはりテレビドラマというコンテンツもオワコンと言われますよね。とにかく、日本テレビ、一回、ワンクール、ドラマ作るのやめて考えた方がいいですよ。とにかく、色々、今期のドラマも問題があるものばかりに見えますよね。

で、ここからどう来るのかと思ったら、新たな強盗が現れて、森本も、浜野も船越英一郎まで襲われるって、また、ドラマリセットさせてなんとか繋いだ感じ。大体、商店街の再開発しかけてる船越もやられるって、もっと上に闇の組織でもあるんかい!まあ、アイデア次第でどうにでも動くドラマだろうから、あまり考えずに次回も見るかというところ。

キャストにもあまり期待できるとこないし、というか、結構面白い俳優陣集めてるのだが、勿体無い!色気が足りないのと、事件ものなのに、全くスリリング感がないのは、本当に高校の文化祭レベルの脚本ですよ、これ!


この記事が参加している募集

#テレビドラマ感想文

21,725件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?