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「彼女たちの犯罪」中堅女優たちの演技バトルという形になれば面白い

元乃木坂46、深川麻衣。元AKB48、前田敦子。元E-girls、石井杏奈。の共演。それに加えて、朝倉あき、さとうほなみなど、20代後半から30代前半の中堅女優と呼んでいい面子でのオリジナルドラマ。調べていって、この中で、石井杏奈が25歳で一番若いのは意外だった。それなりに一癖ある演技ができる女優を集めてのサスペンスらしい。そして、ただの男からの解放とか、失踪して自死するドラマかと思いきや、ドラマの中ではつながっていないと思えた3人がでシャンパンで乾杯!なかなか面白いものが見られそうだ・・。

深川麻衣はアパレル会社の広報。あまり会社の周囲や後輩にはよく思われていないようだ。そういう感じの役が深川にフィットしている(演技のうまさではあるが・・)。そして、セックスレスなのに、親に子供を期待されている前田敦子。これも、彼女の役としてはフィットしている。その前田の夫で医者である毎熊克哉が、深川の先輩で彼女と関係を結ぶ。ここで、前田と深川の接点はできているのだが、直接的に知り合うシーンはまだない。

前田は、ご近所で毎熊の同級生のさとうほなみと知り合い、一緒にバス旅行にはいったらしい。彼女の失踪話の中で、二人のツーショット写真が出てくる。そして、深川と朝倉あきが親友だというシーンも複数回出てくるわけで、このサークル内で起こる話なのだが、男が毎熊だけなので、先が読みにくい。

そして、石井杏奈は刑事。前田の失踪と自死の事件に関わることになる。彼女がどの時点から深川と前田に関係していくというのが興味深いところ。とはいえ、その刑事の上司が野間口徹。また出てきた感が強く、役柄もいつものとっぽい上司役で変わり映えなし。そして、その上が川瀬陽太とは、女優に対して男がイマイチ。予算を女優で使ってしまった感、強し。というか、この辺りの女優に対抗する男優が足りない気はしますよね。ジャニーズがいなかったら本当に枯渇する感じ。そう考えれば、ジャニーさんをただ変態だっただけで責めるのも辛いところであるのはわかる。

最初に書いた、シャンパンの乾杯シーンに誰も納得できないでいる初回であった。ここにどう繋いでいくか?ということでモヤモヤするわけで、2回目以降を見せる大きな罠ができている。

結果的には、女優たちの演技も皆、安定してるので、見ている方も少し複雑系にされてもついていけそうな感じ。一番、謎なのは、警察一筋的な石井がどういう展開の中で二人と知り合うかですかね。とにかく、次回は見なければいけないドラマのようです。

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