「君が獣になる前に（第9話）」未来はどこに向かっているのか見えないが、確かに変わっている・・。

タイムリープものというのは、頭の整理が結構大変だ。そして３回目ともなると、最後にどう持っていくのかがわかりにくいのと、見ている方も疲労感に襲われる。そう、このドラマ、出演者たちの疲労感みたいなものはよく出ていると思う。

前回、北山宏光がガスを盗み、ビスケットルームに撒いた。そして、すけべな大人たちが死にいたり、豊島心桜の代わりに埋められるという顛末。その顛末を吉村界人は見ているわけだが、彼はタイムリープしていないから、ただ驚いてるだけ。というか、彼は驚いてるだけの役である。多分、タイムリープは、あの地下街のガス散布現場にいないと起こらないようだ。とすると、ビスケットルームのすけべな大人たちもタイムリープしていたりするかもw

そう、豊島がここで死ななかったこと、そしてビスケットルームがなくなったことで事態は大きく変わる。そして、タイムリープした刑事の深水元基もまた、北山に会い、自分も同じだと告げるが、それで何が起こるわけではない。だが、深水がここからどこに向かうかはすごい重要なことだろう。そして、この時間のループも止めるように悪い奴らを捕まえないとドラマは終わらない。

鳴海唯が一緒にいたはずの玉城ティナはまた地下道の前で北山にあう。ここから何が起こるのか予測できるものはいないだろう。そう、このドラマ、普通にハッピーエンドにしても、視聴者は納得しないような気はする。

ただ、今回のタイムリープでは、今までは関係なかった高校生も一緒に元に戻っているわけである。彼は、状況把握できていなから、どう動くか全くわからぬ状況。でも、彼が一つのキーを握ってるとは思う。

で、この、何度も同じことが繰り返されるまどろっこしいドラマを飽きずに見ていられるのは、玉城ティナの美しさというものがある気がする。このドラマのタイトルバックの彼女最高に綺麗だし、このタイトルバック作った人最高にクールですよ！こういうの作られると、ドラマ本筋がもう一つでも、なんかすごく印象に残りますよね。

ということで、今回は、それぞれのタイプリーパーたちの今の位置みたいなものが描かれたが、ベッキーは出てこなかった。彼女はどこに潜んでいて、誰を狙ってくるのか？彼女にもう一度、見せ場を作って欲しいのは私だけではないだろう。現実にも、こういう狂ったスナイパーが現れてもいいと思える今日この頃だからね。

さあ、ホームページ見ると、あと２回あるようだから、もう一捻り何かありそうですよね。結構、期待しています！