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「グレイトギフト(第7話)」作った者と使った者は違うだろう・・・?

なかなか興奮するラストですよね。波瑠が球菌を作ったことがわかり、彼女が死に至るわけではなさそうだ。次回予告に、彼女出てくるものね。そう、真犯人編でも、作った真犯人はわかったが、使った真犯人はわからないということ。

というか、自分の部屋に盗聴器仕掛けて、自分で見つける人もいないでしょう。問題なのは、作られた球菌を誰が盗みさったのか?ということでしょうね。ドラマ見てる人は真犯人は誰かを語り合ってるのでしょうが、川野太郎を口封じで殺すって、かなり外部の話になってきてるので、難しいですよね。

そんな中で、今回初めて出てきた、津田健次郎夫人の西原亜希。彼女がこんな金持ちで傲慢そうな役やるのも珍しいですよね、最初、誰かと思った。でも、明日海りおを向こうに回して、完全に女王様気取りの役よかったです。で、彼女が津田を理事長にしたいという目論見が、「ギフト」のさらなる使用に関係していくのでしょうか?

真犯人は、とにかくも、「オクトセブン」という国立の研究所で作られたものを終末患者に打ってまでも、何かを知らしめようとしている。多分、真犯人の目的と佐々木蔵之介一派の目論見はかなり違うベクトルにあることで、見過ごしていられず、いや、それがわかっていたから、ここで事件の表に出てきたということでしょうか?

そして、「ギフト」はコピーできることが欠陥ということもわかってくるが、そこで、佐々木は自分が皇帝であり続けるために、「ギフト」の培養と販売を諦めるわけではない。ある意味、佐々木に正義は全く感じないから、彼は殺されるか、捕まるかするのだとは思うが、なんかスッキリしないままに、最終章に突っ込んでいく感じはしますよね。

今回は、倉科カナが出てこなかった。仕事があるとはいえ、この波瑠の正体を暴くところにいなくていいのだろうか?その辺りは気になる。とにかくも、次回が結構な山場ではあるのでしょうね。

そういえば、「コロナウィルス」がわざとばら撒かれたという説は今も消えないわけですが、このドラマを見てると、ウィルスというものが社会を動かし、経済もうごかすことがよくわかってくる。そういうことは、今の社会の中で病理学というものも、常に進歩しているわけで、仕方ないことだとも言えるわけである。つまり、国までが騒いでるというのは、誰かが仕掛けてる可能性が強いと私は思うわけだ。そして、国が関与して情報を流せば、国民は疑心暗鬼になり、対立構図ができる。そんな中での生き残り競争がリアルでも行われているのは確かだろう。

本当に、ここに出てくるような球菌が今日も研究され、できているかもしれないと考えれば、そこにどういう答えが出てくるのかは、ドラマであっても興味深いところである。黒岩勉氏も、なかなか危うい世界を書いているのですが、結末は本当に楽しみなところ。

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