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「新空港占拠(第3話)」一番怪しい手塚とおるが早くも処刑され、前作とのつながりが大きくなってくる

前作でSATだった平山浩行が「獣」の一人だったという事実が開示され、その後に「鬼」のリーダーだった菊池風磨の登場で、まあドラマのインパクトは一気に上がった感じではあるが、これ、前作見てない人にはよくわからないですよね。あくまでも、このドラマを見る人は前作と同じという考えの作り。そのくらい前作には反響があったと言うことだろう。

最初の宮本茉由の登場からそうだったが、このドラマは善悪というものや、正義というものが、混沌としている現在だから成立する流れに作ってある。このドラマが成功したら、次は「国会議事堂占拠」作ってほしいよね。与党も野党も腐った膿を全部吐き出させて革命を起こすようなね・・。まあ、日本テレビにはそんな大きな気概はないでしょうが・・。

で、今回は前回の獣のアジトと思われる場所で奮闘することになる櫻井翔から。瀧内公美がミンチになりそうな描き方なかなか強烈でしたが、そんな大仕事の後にスマホで「獣」の取引しなきゃいけない櫻井、主役だけど、ヒーローでもないのと、「獣」のやってることが、エキセントリックするぎて目立たないよね。彼の演技的見せ場は「ウソだろ…」をいうところだけみたいにも見える。

そして、いろんな悪者を海外逃亡させていた弁護士(長田成哉)のお仕置きから。彼はマラソンが趣味らしく、感電するルームランナーで走らされる。人質の中にいる、彼が逃がそうとした人物を探さないと、感電死するという流れ。マラソンする人が善人だと考える人も多かろうが、それは妄想だと思いますよ。まあ、走ることでストレス解消して悪いことを考えにくいということはあるかもしれないが、絶対ではない。

そんな中で、人質たちは秘密の逃げ道を使って外に逃げようとするが、「獣」もそれを察知し、彼らをギリギリで捕まえる。彼らが逃げる時に、手塚とおるが本性を表すが、こういう演技やらせるための彼なのだろうね。

そして、彼は整形で顔を変えた国会議員ということがわかるが、ワクチン絡みというのが今どきであるが、結局、こういうところに使われても大丈夫なくらい、ワクチンてただのヤバいものだってわかりますか、みなさん。そうでなければ、こんなドラマ作れませんよ。作ってるのは日本テレビ。読売グループはその利権を持っていないということでしょうか?

でもさ、整形前の顔も手塚とおるなんですよね。もっと上手い整形しろよと言いたくもなるが、整形外科医って、こういう案件が結構入ってくるのでしょうかね?本当のところが知りたい。麻生太郎氏など、いっぱい裏金入ってるんだから、曲がった口治した方がいいと思うよね。

まあ、そんな話はともかく、弁護士を痛めつけたら、続いて、手塚とおるが絞首刑にあおうとしている。そんな中、人質の新空港社長の黒沢あすかは、人質を誰か殺せば、逃してやるとかメモをもらったりして、この「獣」が仕込むメモ作戦で皆が混乱に陥ってくのは面白いですよね。次の餌食は黒沢なのか?

そして、そんな空港の話とパラレルに描かれている比嘉愛未がジェシーに捕まって自宅で彼の身体の銃弾を抜くというシーンが出てくるのだが、今一、本線とうまくシンクロしていないですよね。ジェシーの動向が必要なのと、比嘉が危機に陥って、それを櫻井が助けるというシーンが欲しいのだろうが、今ひとつですな、ここは。

とにかくも、かなりヒッチャカメッチャカになってきて面白いのだが、菊池風磨が獄中から何を指示してるのか?何を知ってるのかは楽しみですね。


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