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「婚活1000本ノック(第6話)」幽霊と結婚するみたいなオチはやめてね・・。

やはり、もう一つドラマの話に勢いがつかないのは、福田麻貴が主役というのはありますよね。それなりに、面白く演技しようとしている感じが痛々しくも感じてきた。やはり、この役。そこそこの美形だけど、欠陥があるみたいな感じで、主役はる女優さんにやらせた方が良かったのでは?福田のライバル的に出てくる関水渚のコメディアンヌ的演技の方が面白いのですよね。とは言っても、このテイストの責任は演出にあるとは私は思います。

で、今回は、前回のお見合いでものにした、千賀健永の故郷に迎えられる福田。村は大盛り上がり。官能小説なのに、サイン会が開かれる歓迎ぶり。そして、婆さんがファンだと言ってくるし、子供が朗読を始める。そう、福田の書いた小説が初めて披露されるわけだが、やはり放送コードがあるのだろう。官能小説としては軟すぎる表現。女性器を「もも」と言われても、男は全く興奮しない。桃と言われれば尻のことだよね。そして、子供が読んだその話を「大人の桃太郎」という話をするおばさんがいたが、実際、桃太郎の原本がそういう色っぽい話なのは有名な話なので、ここで福田が「大人の桃太郎」を書こうとかいう流れは、あまり面白くなかった。

そして、突然「わらびもち大食い大会」。福田は負けるのだろうなとは思ったが、その描き方があまり面白くなく、次の、みんなでうどん作りも含め、この流れがどうもイマイチではあった。福田が田舎に馴染める的な展開なのだが、こういうとこに馴染もうとする福田のキャラがよく見えない気がした。

そして、千賀の同級生たちと話す福田であったが、ついてきていた八木勇征が消えてしまう。そして、そこにいた、大野いとから、どうしようもない男の話を聞く。福田もびっくりする話ではあるが、この話もそんなに面白くはない。ただ、そのどうしようもない男が八木であるということで、脚本を面白くしたかったのだろうが、この辺りもオチに持っていくにはもう一つ。

そして、みんなでキャンプするところで、「なんで私米研いでるんだ」みたいな気持ちになり、声かけてくるイカつい男に同意して見たりして、米を地べたにぶちまけて、食えない状態にする。そこで、まあ、自分にキャンプなんてものは似合わない感じになり、千賀にお別れいう感じになる。

そして、自分が好きなのは、というか、いて欲しいのは八木だという結論に。もう、幽霊でもいいという結論なのだが、何か盛り上がってこない展開。このドラマ視聴率はさらに落ちる気がする。

で、野村周平が、生き方変えたみたいに再登場だが、彼、HPの相関図にも載ってるし、最後には結ばれるのでしょうか?どうでもいいですが・・・。


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