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「婚活1000本ノック(第7話)」なんかさ、つまらない男と付き合うつまらない女見ててもテンション上がらないよね

主役がどんどん自虐的になっていって、幽霊が一番楽とか思って、一緒に暮らすことにしたものの、幽霊の八木勇征は、マッチングアプリで勝手に福田麻貴をダメ男たちにくっつける作戦を強行し出す。あくまでも、彼は成仏したいと言うことよね。

そして、ダメ男三連発。とにかく、この辺が何の面白さも感じさせないこのドラマ。ある意味、これに原作があると言うことが信じられないくらいにつまらないのは何故?原作をいじりすぎてるからではないと思う。だいたい次から次に出てくるダメ男にあだ名をつける状況もかなりセンスがなくなっている。

この間の結婚相談所での多人数お見合いの方が全然面白かったのだが、この脚本の混迷さは、何があったの?そんな中で、福田と八木で「ゴースト」のパロディーやられても、何も先につながらないのは寂しい限り。

そして、自分でマッチングした弁護士もクソ男。演じるは忍成修吾。この間も、同じフジテレビの「院内警察」で薬を反社に売る、暗い医師役をやっていたが、この人、なんでこんな役ばかりやるの?あの「リリィ・シュシュのすべて」に出ていた、期待される役者だったのに、岩井俊二にも使ってもらっていないですものね。まあ、役者を続けていくしかない感じなら、もうひと旗あげて欲しい感じはする。まあ、これだけセリフのある役がくるだけいいのかもしれないが、結婚してて、自分が死ぬと思っていて、やりたいことをやろうと、女を騙しながら生きてるって、なんて役ですか?福田とのやりとりも、聞いてて不快でしかなかった。なんか、このやりとりで、このドラマ、どうしようもないなと思ってしまったもの。(忍成さんが悪いのではないですよ)

そんな話と並行して、八木が刺された女の話が出てきて、留置場の中で八木と朝まで一緒にいるという願いが叶ったとか言っているのだが、八木はそんなこともしてやれなかったのか?この話聞いただけでもダメ男なのに、そのダメ男がやはり好きだって福田が言うのは、どうなの?

このドラマ、男も女も「あるある」とは思いながら見ていても、シンクロする人はなかなかいないでしょう。そして、回を追うごとに面白くなくなってる。

そして、官能小説家としても、連載してる雑誌が廃刊だとか、そんなネタもいらねーよって言う感じ。正直、ここで福田はほぼ失業なわけで、婚活してる場合ではないし、続けるなら、玉の輿に乗るしかないじゃないの。なんか、全く意外性もない話に進んでいる。

そして、婚活でもライバルの関水渚を全然うまく使っていない。正直、7回目でこの作りだと、後3回は、もっと辛くなるような気がする。せめて主役が魅力的なら耐えられるが、もう、婚活700本ノックくらいで終わらせようよ・・。

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