「Re:リベンジ-欲望の果てに-(第4話)」赤楚英二が全てを取り戻すために動き出す!
前回、余貴美子が理事長の席から降ろされ、何もなかったように、次の理事長選の話から始まる。立候補は、錦戸亮と小木茂光。ともに、自分でやりたいことがあるというか、野心の塊みたいな二人の争うの中、過半数を奪ろうとする小木が赤楚衛二に、光石研のやりたかったプロジェクトを再度行いたいと言って、手を貸して欲しいという。その要のターゲットは、光石と友好的であった古館寛治。いつもながらに飄々とした感じで登場し、今回は頭がいい役らしい。彼のすごいのは、見窄らしい役ならそう見えるし、こう言う頭がキレそうな役ならそう見えるところだ。赤楚に口説かせるには難しいことがわかる感じはうまい。
そして、赤楚は、週刊誌の後輩の見上愛に、錦戸が週刊誌にリークした記者を追って、現場を押さえ、証拠を掴めと指示する。だが、そのくらいのことが起こると言うことはわかっていたらしく、見上は錦戸に捕まってしまう。特にこう言う女の扱い方には自信があるように見える感じがすごくいやらしい錦戸である。ただ、そういう女を誑かすシーンがドラマ上に出てこないのは、前から言っているように私の不満ではある。今回は、赤楚と和解したように見える芳根京子。最後に錦戸とともに帰ろうとしているのは、まだキレていないと言うことだろう。錦戸の男としてのスキみたいなものを見せるためにも、芳根と夜をともにする感じのシークエンスはやはり必要だと私は思う。そして、そう言うシーンを演じることで芳根京子は女優としての力をつけると思うのだが、やはり、コンプライアンス的なものがうるさいのですかね?
そして、選挙で味方についたかに見えた、古館は寝返る。何かと思ったら、小木が光石の考えていたプロジェクトではなく、自分のやりたいことをやろうとしてたと言うこと。まあ、最初から赤楚を使って選挙をうまく戦おうと思ったのが間違いである。しかし、ここまで、徹底的に錦戸の思うようにことが動いているが、そんなにうまく行くものか?と思うところがある。そして、錦戸にしても、これだけヒールな感じの役をやったのは初めてだろう。これから彼の仕事は結構面白くなっていくのでは?と感じさせられる今回の役である。
で、赤楚は、笹野高史に相談し、選挙の前に週刊誌の件で謝罪会見を行う。それにより、選挙は延期。笹野に、自分を理事にしてくれと頼む。そして、錦戸と真っ向勝負で理事になるという大それたことを考え出す。そう、多分、ここからが、このドラマのタイトル「リベンジ」の始まりなのだろう。
赤楚がここから勝つには、ただ正義づらしていては、先には進めないだろう。どんな汚いことを考えるかが大事なところだと思う。私的には、ここまで無敵のように見える錦戸がどういう屈し方をするのかが興味深いところ。
しかし、笹野高史、飯はうまそうに綺麗に食え!
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