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「アカイリンゴ(第5話)」性欲は、抑えれば抑えるほど、昂まるということか?

主人公の小宮璃央は、とりあえず、この5回まで、何度もいい女に誘われながらも、SEXまで至っていない。最近出ていない森咲智美に口でやられただけである。そういう意味では、寸止めでよく我慢できているとも言える。

そんな中、西袋君という、SEXの前科のある男に川津明日香が捕まり、犯されそうになって、今回は終わり。SEXしちゃいけない世界で保護司がついたって、結局、女が存在する以上、その欲望は止められないだろう。そんな世界での懲罰は去勢しかないように思えるが、そんな話はここまで出てこない。そういう意味では、意外に設定は甘いような気がする。

大体、セトリが、部下とキスまでは合法だなどというわけで、この法律がその管轄内でも守れないという事なのだ。ということで、きっとこの部署に着くと給料は良いという事なのだろうね。でもさ、部下の大久保桜子の服、ずーっとこれだけど、上司の家に来る時もこれってかなり頭逝っちゃってる感じですよね。キャラクターがいまいちよくわからん。大体、潜入捜査でこんな格好させることで、署員は皆、興奮しまうだろうが・・・。色々腑に落ちないところが多いが、まあ、ただのエロドラマと考えればそれでいいことか・・・。

で、今回、主人公の小宮は、新條由芽から、再度、SEXをしようと、求められる。しかし、前回まであれだけ射精している小宮はまだ堕ちない。多分、この新條が関わる裏クラブの連中は、小宮をSEX犯罪者にして、警察の面子を貶めたいということだろう。まあ、一度欲望の果てを知ってしまえば、もう、後ろ戻りはできないという構図。

で、皆が結構際どく肌を見せている中で、主役の川津明日香は、結構高校生風な下着だったりしてガードは固いが、今回は一番な露出な感じ。こういうのドラマで見せるのは、グラビアより恥ずかしいでしょうな。大体、ドラマと言っても、完全なエロドラマですものね。でも、まあ、このドラマ、AVに出ている人を使っていないのは偉い。というか、AV新法などもできたことで、昔みたいに、AVに出てる人をテレビに出しにくくなってるということもあるのかな?プロダクション的にもクロスオーバーを嫌うみたいな。

だから、それ抜きで、こういうアダルトなドラマを作るという流れは悪いことではないとは思う。ただ、ここまで見る限りは、ドラマ的に社会的に何かテーマみたいなものがあるのかといえば、あまり見えてこない。

結果的には、SEXという主役とも言える行為をどう扱いたいのか?残りの回で何か主張をみせてほしい気はする。

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