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「新空港占拠(第4話)」警察関係の悪いやつ多すぎて、「嘘だろ」どこじゃないだろ

ラストで、ソニンが毒を盛るというビデオが出てきて、もはや、治安も何もないだろうという状況になってきた。そのソニンが毒を盛ったと思われる片桐仁。確かに、所轄の偉い人が何故にこの配役と思ったら、やはり、早めに消える人だったのね。そして、悪い人というか、自分を護ることを優先するダメ男役ということで納得。しかし、ソニン、片桐仁には初対面では?ここまでで片桐がソニンのお尻を触ったみたいなシーンはあったか?

それはともかく、今回は櫻井翔が菊池風磨に面会したところから。菊池と宮本茉由がメールでやりとりしていたことから。この事件にも何か繋がりがあると考えてだが、得た情報は「十二支に入れなかった動物はなんだ」という謎解きのような言葉だけ。まあ、それが出てくるというのは、菊池も獣と繋がってるということだろう。

そして、片桐や手塚とおるのバックにいる「山猫」という人物が上がり、「5年前の事件」という話が出てくる。今回、片桐に突き落とされ殺されたことがわかった平山浩行の妻は、その事件を追っていた。その事件がきっかけでこの空港占拠が行われているらしい。回は4回目だが、意外に多くの情報が出てきているのは、前回とは違う。そして、今回も3人が顔を見せたが、雰囲気的には小物。意外に、龍が顔を見せるのも早いのかもね。

で、絞首刑間近だった、手塚は助かるが、解放はしてもらえない。まあ、政治家などそのもの自体が悪のデパートみたいな考えか?本当に、今の自民党の裏金野郎どもには、全員この絞首刑マシンに乗せて、本当のことを言わせたいよね。

しかし、手塚を懲らしめてる最中に、警察内の消されたデータを取り出しに行ったぐんぴぃは、2シーズン通して一番役に立った感じがしましたね。しかし、消化システムで人が死ぬようなことが本当にあるのか?そして、そのシステムを片桐が簡単に遠隔作動させていたのも疑問が?まあ、いいですけど。

そして、ジェシーの身体に入った弾丸を取り出すために拉致された比嘉愛未が、片桐仁の部下に殺されようとして、ジェシーに助けられるって、ジェシーの立ち位置がよくわからない。しかし、比嘉を拉致していた警官、薬飲んでたり、かなりイカれてましたね。こういう場合、良い人を追いかける方は、皆キチガイに描くとドラマ的にはわかりやすいですよね。

そういう意味では、このドラマ、パラレルで事件が起きて進んでる割に見ている方にわかりやすいのは、悪者が皆、そういう雰囲気に見えるからだろう。人質は皆怪しいし、彼らに対しても仲違いさせよう的な流れも作り、この事件を極限状態に持っていっているとは思うが、もう、ソニンも信用できないのでは、話の行き場がよくわからない。

確かに、日本の政治、行政、司法に頭にきている人々は思いの外多いと思う。脚本家がそういうバックグラウンドをどう考えて作ってるのかは知らないが、そういう膿みたいなのものをみんな出すためには「鬼」や「獣」が必要だという論理なのだろう。そう、このドラマは、テロがほとんど起こらない国の多発テロドラマなのだ。最新鋭のシステムを手中に収めれば、こういうことは可能だぞということなわけだが、これを見て、同じことを考える奴がいるかいないか?まあ、考えるやつはキチガイだからね、いるかもね、という怖さがあるわけだが、そういうのが起こるとまた日本テレビとか言われるよね。注意しないとね。テレビ的には、かなり危うい世界になってきてますよ!

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