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「夫婦の秘密(第5話)」大丈夫、きっとこれから全部うまく行くと言う妄想

ここでドラマは折り返し点だと思うが、最後に「あなたの夫に秘密がある」という手紙を出したのは豊田裕大の友人の古川毅だったと、自分から臼田あさ美に言うところで終わる。

そして、豊田の名前も経歴もみな嘘だと言うことらしい。で、多分、穴を掘っていた一人は豊田ということだろう。人を殺したという裏にもっと大きな闇がありそうだ。そして、臼田にもいろんな過去がまだあるような気がする。臼田が剛力の喫茶店で山下幸輝を前に「大丈夫、きっとこれで全てがうまく行く」といった意味は何なのだろうか?

臼田を恨んでいた一人である、宮本真希は娘にDVしていたことで警察沙汰になり入院してしまい退場。彼女のその日に百合の花を送ったのは、臼田?どちらにしても、臼田は宮本の夫に強姦されただけだろうに、宮本は敵視していたということだ。この話はこれで終わりらしい。

そして、夫が家から病院に運ばれる前に、夫のベッドの横で臼田が剛力に囁いてる言葉は何?その前には、万引きで捕まろうとしていた剛力を助けたり。突然、剛力を引き寄せてるような行動が気になる。というか、豊田が持ってる過去の秘密よりも大きな何かを臼田が隠してる気もする。

そして、そんな秘密に興味があるのか、豊田に振られてもまだこの店に残っている桃月なしこ。そして、何者で、何かを知ってるような顔をいつもしているカフェの山下幸輝の腹の中もよくわからないままに前半終了というところ。

確かに、人間は何か一つくらい人に言えない事象を持っていて、それを繕いながら暮らしているというのは事実だろう。だからこそ、他人に秘密がありそうだとそれを探ろうとするエグい感情が湧いてくる。

あと、豊田が本当に殺人犯で、戸籍を買って自分の名前を変えてまでいたとしたら、過去の自分は捨ててリセットモードで臼田に近づいたというのが本当のところだろうが、まだ、周りに友人がいたりするのは、そういう流れでもないような気がしますよね。

とにかくも、ここまで前半、地味なキャスティングながら、内容はなかなかコクがあるサスペンスになっています。宮本がもっと強烈に臼田に迫ってくるのかとも思いましたが、なかなか早い退場でしたね。ちょっと勿体無い。

あとは、剛力彩芽が夫がいない中、どう変化していくのか?臼田は彼女をうまく使うことを考えてるようにも思える。そして、まずは夫である豊田の秘密が一気にわかってくるのでしょうか?そして、誰を殺したかというところがわかれば、そこから新たな何かがわかってくるのか?後半に期待です!

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