「ブラックガールズトーク（第7話）」彼氏至上主義女とデリカシー０おじさん

前回、街中で石井杏奈が、言い合いしていたカップルの女に嫉妬されてピンタされたシーンから、まあ、男女関係は昨今こんな感じなのだろうか？とにかくも、女が主導権を持っていることが多い気がする。昔なら、これ男女逆だものね。

そんな話から、今回の話は、高校時代の友人の大原優乃の話。帰る方向が同じだからと友達になったものの、大原は彼氏至上主義で、彼氏優先の毎日。そして、彼女の口から出てくる話は彼氏の話だけ。まあ、女子高あるある的な話なのかもしれないが、面白かった。

演じる、大原優乃。深夜帯のドラマにはよく出てきますよね。まあ、まだ24
歳。それなりに男好きする顔を持ち、声が甘ったるい感じで男は靡く。そして、それなりのダイナマイトボディだ。プライベートは知らないが、男たちの視線は常に掴んでる感じがする。そして、その彼女が、それをデフォルメしたような役をやるから面白いのだ。演技も、主役の朝日奈央よりは経験値豊富ですしね。

そして、時を超えて今集まる高校生の友人会。一人が結婚してお別れになるから集まったのに、大原は朝日を残して、また彼氏の話を始める。今の彼氏の「ケンちゃん」連打のシーンは最高でした！だが、そこに、朝日の会社の歳下彼氏登場。その姿形を含め、負けたと思ったのか一瞬で帰ると言い出す。ある意味、わかりやすい。こういう女は昔からいるが、どちらかといえば昭和っぽい。というか、マッチングアプリが蔓延る時代にこういう恋愛話ばかりする女って面倒臭いですよねw

でも、大原優乃はやはり可愛いと思う私です。

そして、もう一本は、デリカシーのないおじさんの話。演じるは、おかやまはじめ。まあ、こういう感じのおじさんやらしたら、なんでもこいでよく使われていますよね。この間も「アイのない恋人たち」ではなかなか良いお父さん役を演じていましたが、演じる方としては、こういう弾けたクソジジイの方が面白そうですな。

大体、お見舞いに来た早々に石井杏奈に「太ったか？」とかいう人いますよね。これ、男も女も関係ないですよ。そういう話題しか見つけられない人。これ、姿形ではわからない。本質的に自分は良い男と思いこんでる人に多いのは確か。そして、もらったお土産の開け方見ても、本質的に品性というものを考えてないのね。なかなかおかやまさん上手く演じている。

その奥さんが櫻井淳子って久しぶりに見たけど、調べたらもう51歳なのですな。「ショムニ」の一人だが、まだまだ綺麗なのだが、お母さん役が似合ってますね。でも、ここでの見どころは、このおじさんを真正面から愚弄する娘役の片岡凛だろう。面白かった。これから、出番も多くなる女優さんだと思ってるけど、こういう芝居は気持ちいいよね。

このドラマは、客演の俳優が結構豪華で、変な人の役をやっているのがとても良い。次回が最終回なのは勿体無いですな。