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「伝説の頭 翔(第6話)」レディースの姿になんか心そそられますよね

スケバン文化の実写化に対し、今でもそれに萌えるのは、やはい強い女への憧れか?いや、ここに出てくるレディースが特攻服で晒し巻いてるみたいなのがたまらなくエロティックなわけだ。それは、男の不良へのオマージュみたいなものにすぎないのだが、格好良い。そして、ここで演じる井桁弘恵みたいなそこそこタッパがあるスレンダーな女がその格好をするとさらに生えるのが良い。単に私の趣味だが・・。

その井桁のところに、チームに入れてくれとやってくる駒井蓮。彼女の特攻服姿も見たかったが、ここでは、彼女の兄の話が主題。つまり、彼女の兄(味方良介)は、トランスジェンダーでレディースに憧れたが、姿が男のことからその夢は果たせず、「真帝麗羅(シンデレラ)」と名乗りながら、ヤンキー狩りを繰り返していた。そこで、グランドクロスもそれを問題視する。

しかし、スケバンの世界にもLGBTの話が出てくるとは、世の中、本当にジェンダーフリーの世界になってきている。まあ、ヤンキーの喧嘩などルールがあるわけではないから、セックスチェックする必要もなし。とはいえ、女になりたいところからレディースになって男と戦うというのは、もう、ねじれすぎていて「そういうのあり?」という感じであるよね。でも、考えれば、「ウエストサイドストーリー」に、もうそんな輩が出てくるわけで、そのパクリでもある話。最終的には、味方が追い込まれて、正体を表すわけだが、そのジェンダー問題への答えがないのはちょっと物足りなさに通じる。高橋が味方に殴られ倒されたのは、彼が女は殴れないというところからというのは、答えにはなっていないし、それは、彼の正体を隠すための方便でしかない。

それよりもクライマックスに向けて高橋の正体がバレつつある。前回、二人にあった関水渚が、高橋の家を訪ねてくる。彼女は、なぜに彼の家を知っていたかというと、推し活している高橋と小学校の同級生だったのだ。そして、ちょうど、本物偽物両方いるところに出食わしてしまう。ここから、全てがバレていくのだろうが、まあ、関水に最初にバレるのは本望というところだろう。そして、その場を写真に取られ、次回はいろんなことが起きそうである。

そして、関水が井桁と話すシーンも初めて出てくる。なかなかこの二人いいコントラストで、そこに元ヤンキーという飯島直子が挟まった画はなかなか迫力がある。このまま、スケバンアクションもののドラマになってもいいレベル。やはり、不良青春活劇はもっと作られるべきである。そして、若者は、その不良姿に憧れ、シン・ヤンキー文化を作り出すべきだ。トー横で、なんだかわからないが、ウダウダと悪いことやって未来が見えないのは青春映画にもならないものな。まあ、今だから、それを作ってもいい気がするが・・。

とにかくも、ドラマはクライマックスに、二人の高橋はどうなるのか?そして、関水との関係は?結構、面白そうですよね。


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