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「ハコヅメ~たたかう!交番女子~(第5話)」警官という職業の特別性と恋愛と…。

永野芽郁の流行り病感染で前2週「特別編」なるものを流さなくてはいけなかったので、久しぶりの第5話。ここが、折り返し点の様な感じの展開。

まずは、戸田恵梨香は実はロボコップだったという冗談のような本当のような話から始まり、合コンに。大体合コンとはいえ、2対2というのは、何か取り調べのような感じもする。そして、隣の部屋には、三浦翔平と山田裕貴がいるという、署と同じような空気感。うまくいくわけもなく、まあ警察官の恋愛というのはなかなか大変だということを言いたい第5話であった。

そして、現場で知り合った小関裕太にお姫様抱っこされ恋に進展させようとする流れ。まあ、このドラマ、カマトトぶった永野芽郁は可愛いですよね。

そんな今日はのんびりムードというところに現れる認知症の小野武彦。そして、その妻の朝加真由美。事件というわけではないが、こういう街の庶民を見つめる警官の話は良いですね。こういう街の支えになるのが警官だと思ったりします。しかし、最近、朝加さん、ドラマの脇に出る回数多いですよね。なかなか同じテリトリーにある女優さんが少ないのでしょうか?昔、昔、グラビアに出ていた頃には、この人がこんな長く生き残る女優になるなど思いもよりませんでしたね。ちょうど、風吹ジュンと似たような年代ですよね。今、活躍されていることは素敵なことだと思います。

そして、今回の中で圧倒される存在感を見せたのが、戸田の同期とされる大西礼芳と臼田あさ美。戸田と似たような女優年齢の二人が、ロボコップの戸田と同じような重厚な空気感を示している。この三人と、同じ同期の三浦や山田とのコンビネーションも面白かった。ここで、この三人のシーンが出てくるのは、戸田が追いかける事件の話が、ここから始まるからだろう。そういう意味では、今回は後半に向けてのブリッジ回であると思われる。

ということで、永野芽郁の恋愛にスポットを当て、警官は恋愛より仕事優先という論理(公務員とは実際そういうものなのだろうが)を明確にして、一つ永野が警官としての自覚が出てきたことも見せているわけだ。

そして、その永野が、戸田の部屋にあった戸田の同期の写真をみて、知らない人がいることに気づく。長野と同じおかっぱ頭の徳永えり。戸田が追う事件がなんなのかは、来週あたり知らされるのだろうか?

そんな先の謎も残しながらも、ドラマとしてはよくまとまっていると思う。ラブコメと刑事事件の部分のバランス的に好き嫌いはあるとは思うが、私は結構見ていて心地よい。それは戸田恵梨香の芝居の抑揚によるところが大きいが…。

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