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「この素晴らしき世界(第2話)」業界は狭いという感覚の中でどんな悲惨なことが起きていくのか?

先週の最後で自殺未遂とあったのが若菜絹代のことだと思っていたら、プロダクションの社員の話なのですね。その社員の弁護が佐戸井けん太で、その妻が猫背椿だったということがわかる。猫背が弁護士の妻であるのにスーパーでバイトというのがリアルであるのか?まあ、冴えない弁護士というのみにとだろう。芸能界を取り巻く連中がそんなにまともでないような感じも愛いうのが絡んでくることで感じたりする。その辺りは、実際に私も実際に感じたことがある。まず、メールなどをちゃんとできないというか、ビジネス会話ができない奴が多い。そうでない人は、ここで出てくる、沢村一樹のような少し詐欺っポイ紳士だったりする。まあ、簡単に言えば普通の人たちと私が考える世界ではない。そこで、何だかわからないが大きな金が動いてる。そこにうまくのったのが電通などの広告代理店だったりするわけだ。だから、CMで穴を開けるのはまずい。

ということで、今回のミッションはCM撮影。それにしても、若村の素人の空気感を出す演技がなかなか秀逸だ。これがどう変わっていくかがこのドラマの見どころではあるのだろう。そのCMに引き込むのも沢村一樹が行う。ということは、沢村はある意味、若菜絹代のヒモということなのだろうか?まあ、美人女優の夫はこんな感じという紋切型なのが良いのだろう。ここにキャンドル・ジュンみたいな変なキャラ紛れ込ませても仕方ないですものね。ついでに言えば、業界内に平気で変な蝋燭作家みたいなのが出てきて許されるのが芸能界なのだ。そう考えれば、ジャニーさんだって大手を振って男の子遊びをしていたということがよくわかるはず(もちろん、それを許してきた構造がおかしすぎるが・・。)

そんな話の中に、若村の夫であるマキタスポーツの会社での部下とのイザコザの話が挟まってくる。明らかに、若村が、沢村とマキタを比較する感じになるのがわかる。ある意味、このドラマは沢村一樹VSマキタスポーツという構図が重要なのかもしれない。どちらの男と一緒にいた方が幸せなのか?という感じの・・。

そして、若村の息子の中川大輔が知り合った女、永瀬莉子と会社を一緒にやるみたいな話が出てくるが、これが、若村の話にどう繋がってくるかは興味深い。まあ、若村の家族は次期にゴタゴタしていくのでしょうな。

そんな中で、沢村一樹は若村を魔術にかけていく。まあ、心の壁を通り払うことは重要ですよね。そして、沢村が、いや若村がお互いにスキになる感じの流れはあるのか?というのも気にはなる。

そういえば、今回、若菜絹代の本物もちらっと出てきましたね。ということは、両人対峙のシーンもあるのか?まあ、色々脚本的には面白いことが考えられる。今回のラストのファンから襲われるというのもその一つですよね。芸能界は、「素晴らしき世界」というよりは「ワンダーランド」ですからね。次週は芸能界のドンも出てくるよう。どんな野獣が出てくるか楽しみです。

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