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「ナースが婚活(第4話)」老後を考える婚活であっても、選ぶ側であることを忘れるな!

婚活の相手側の候補に、川崎宗則!やはり、彼、普通の野球選手じゃなかったようで、ちゃんと普通に芝居できてた。これから、結構オファーが来るのではないか?

で、今回のクライアントは、矢田亜希子と旧知の仲のナース、遊井亮子。ドラマの年齢設定は知らないが、リアルでは47歳。彼女を初めて知ったのは「白線流し」であり、あのドラマは1996年の作品。28年前だ。ということは、あの時19歳だったのね。結構気になるルックスだったのは覚えているが、こんな長く役者を続ける人になるとは思わなかった。最近は、いろんな脇役で活躍してますものね。しかし、年相応のルックスになりましたな。

そんな、遊井が、独り身で、家でぎっくり腰になったことから、婚活を考えるようになったお話。まあ、この流れは意外にあるのだろうと思う。そして、特に高望みしていないのもあり、3人の男とお見合い。だが、すぐに3人からお断りが来る。その理由を矢田がはっきりと言う。「婚活は選ばれる側でもあり、選ぶ側でもある」と!

つまり、遊井はお見合いの席で相手に合わせていただけで、自分の意見を述べていなかったということ。それほど、一緒に住んでくれる人が欲しいという感じではあったが、大事なことを忘れていたために、相手にも警戒されたということでしょう。そう、ビジネスでもそうですが、自分の意見が言えない人って、記憶に残らなかったりもするんですよね。

そして、矢田に言われてリセット。そうしたら、一人目でお付き合いが始まる。そして、それが川崎。彼も、野球選手時代に目立とうとしていたのは、記憶に残るようにでしょうから、同じような波動があった?

と、同時に、病院の患者さんの息子の清水伸と話をするうちに、お互いに婚活中だということがわかる。そして、デート。これは、矢田に言わせると契約違反ではないらしい。あくまでも、婚活に来た人が幸せになればいいというスタンスはご立派。そう考えれば、マッチングアプリなど、そんな温かい気持ちでやってる人は一人もいないだろうから、やはり、世の中がおかしくなる気がしますよね。だいたい、人間でもよくわからない恋の仕組みをAIが勝手に知ったかぶりで扱うわけですよ。そういう意味では、ナンパ以下とも言える。だから、街中の恋人たちにも、なんかあったかいものを感じない私なのかもしれない。

そう、今回の顛末は、このリアルに職場で知り合った清水と遊井がゴールすることになるわけだが、その描き方もあったかい感じで良かったと思います。そして、知人が結婚に行き着いたことに喜ぶ矢田という構図もなかなか良かったです。しかし、婚活という話でこれだけドラマができるのも面白いですな。

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