見出し画像

「リビングの松永さん(第3話)」早くも恋愛モードに突入!こういう単純なのがいいよね

巷では、アダルトな女性漫画のドラマによって原作者が亡くなるという、エンタメ制作ではあってはならない事象が起こっておりますが、該当作品の全ての作り手は加害者であり、被害者でもあるような感じがします。犯人探しよりも、作り手間にあった齟齬を明確にして、今後、そういうことがないようにしないといけないのでは?始末の付け方を多くの人が注目しております。だが、ドラマ「セクシー田中さん」を見ていない人は、そのドラマに対しどう思ったかを語ってほしい。エンタメって結果で語らないと意味がないし、それが全てなのですよね。演技者のゴシップも作り手の諍いも、視聴者は興味ないのですよ。私的にはこのドラマ、良いドラマだと思いましたし、それで、原作も読みたくなったから、いいのではと思うのですよ。ドラマを原作者が気に食わなくても、それが原作の購買に繋がるなら感謝でしかないと思うのですが、・・・。で、原作の本質とが完結していないということにこだわってたのに、死を選ぶのは残念でしたね。色々と、精神的ダメージが大きかったということでしょうが、この死を選んだという結果は、同じクリエイターとして残念です。

他のドラマの評を書こうとする前に失礼!同じ、少女コミック原作のドラマなので、ここで私の意見?を書かせていただきました。というか、ドラマにする段階で、そんなに小うるさい原作なら、それに納得する人に脚本書いてもらわないとダメだよね。この作品はどうなのでしょうか?

まあ、それに対してこのドラマはわかりやすい、シェアハウスの恋物語であり、その恋が高校生と一回り上のデザイナーの間で行われているというところがミソですよね。そう、中島健人が今、髙橋ひかるを抱いたなら淫行扱いされる感じですよ。そのくらい、スリリングなのだが、あまりそう感じないところもなかなか興味深いドラマ。

で、今回は、3回目にして、最初、面倒臭いやつと思っていた中島のことを、デレデレ思ってしまう髙橋のシーンから、最後は自ら「恋してしまった」と自覚するまで。わかりやすいドラマだ。そして、確かに髙橋は可愛い子ではあるのだが、中島が恋するまでの娘か?と感じさせるところがなかなか上手いキャスティングだと思うが、原作者はどう思っているのだろうか?いや、そんなこと考えてドラマ見てる人いないから、結果的に中島が今ひとつ鈍い感じの素敵なおじさんならいいのだろう。

そして、今回は、高橋の少し上の男の住人として、藤原大祐が登場!彼のサプライズをするために、グランピング場で二人きりになる中島と髙橋を描くわけだが、主役であるはずの藤原が刺身のつま的に扱われてるのは可哀想な感じではあった。二人の心が近づいたのはわかるが、ドラマとしてもう少し面白くできたのでは?と勿体なく思う。

で、今回は私、サプライズの絵を描いていた、大久保桜子に少し色っぽさを感じた。そういう、妖艶さが高橋にはほぼない分、面白くないのですよね。中島にはそれなりの色気があるから、髙橋が取り込まれていくのはわかるが、恋をした娘はもっと全体のオーラが変わらないといけないですよね。その辺りの変化がドラマに出てくれば、このドラマ成功のような気がする。まあ、軽いわかりやすい話だし、こういうドラマでは脚本家が攻められたりはしないとは思いますが、・・。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?