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「アカイリンゴ(第4話)」SEXは神様がくれたプレゼント

出ている女優さんたちは、皆グラビアをやっている人たちばかりだから、なかなかそそる身体をしているし、寸止めであっても結構な露出をさせられている。昨今の映画でもここまでなかなかやらないだろうというところまでやることで、ドラマとしてはコアな感じを与えている。

そして、上の写真のように、女同士で戯れる感じもなかなかいやらしいアングルで撮ってるし、そういう画の中で体位の話をするという妖しさみたいなものは、下手なAVよりもセクシャルである。そして、主演の川津明日香が、SEXをしたと言い張るのに、体位の名前も知らないというのも面白かった。それを検索しても、すぐに検索エンジンがエラーになるような感じの世界観。そう、ある程度、普通のことを規制する場合、これからの世の中はネット内をうまく規制しないことにはうまくいかない。大体、ここで出てくる円山町のクラブもネット内で見つかるらしいし・・。

主役の小宮璃央の同級生が、ネットでクラブを見つけ、そこに捕らえられているという話から、今日の話は展開する。そして、クラブの主人の飯田基祐から、そこで捕らえられた男の恋人(織田奈那)とSEXをすれば許すと言われる。それを聞いて、簡単に裸になる織田。こういうシーン、60年代の不良少年映画によくあった気がするが、ある意味、古臭い感じがした。そう、エロを新しい感じで描いているわけではないのだ。だが、織田が小宮にSEX経験者として「SEIKAは神様がくれたプレゼントだ」と言ったのは、それに嵌まった感じがするセリフで興味深かった。

セトリの刑事である、大久保桜子が、小宮から情報を得ようと誘うシーンで、着替えながら電話するというのも、ある意味、古いエロ映画の手法である。こういうのは、あざといエロを感じる。そんな彼女たちをカメラはあくまでも、いやらしく撮ろうとしている。こういうの、セクハラが許されない現在にドラマとしてどこまで許されるのだろうか?まあ、そのものを出したり、その行為を撮らなければ、法律では問題ないだろうが、テレビ局の中の倫理審査みたいなものは今どうなっているのか気にはなる。

そして、そんな流れの中で、小宮は、警察には乱交パーティーがあると告げ、クラブの飯田には、ガサ入れがあると告げる。そして、飯田の横には、このドラマのキーになると思われる新條由芽がいるという構図。セトリとSEXビジネスがまともに対峙する中で、何が起こるのだろうか?そして、小宮の童貞を奪うのは誰なのか?川津はSEXをするのか?で、この話の本質的なテーマはなんなのだろうか?とにかくも、ただのエロドラマに終わってほしくないという思いはある。

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