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「花咲舞が黙ってない(第9話)」隠蔽体質を変えるのは、本当に大変だと思いますよ

東東デンキと言う会社の粉飾決算のニュースが流れ、山本耕史と今田美桜は虎ノ門支店の臨店に。そこで、前に出るなといつも以上に釘を刺される今田。そして、そこで東東デンキの元経理課長にあって、この粉飾のことは、二ヶ月前から銀行は気づいていたという情報を得る。そして、二人は報告書を経営企画部長の要潤に提出するが、差し戻される。つまり、そこには触れるなというお達しだろう。

そんな後に、東東デンキの第三者委員会が銀行側からのこの件の隠蔽指示があったと公表。何が起こっているのかわからなくなる。まあ、そんな情報がなくても、なぜに隠蔽されたのかはよくわからないわけで・・。

そして、その粉飾に気づいた銀行側の担当者(朝倉あき)にあって話を聞くことになる。そういえば、朝倉は同じ池井戸氏の小説の映画化「七つの会議」にも出てましたね。ある意味、清廉潔白の役がよくつく。「下町ロケット」での開発グループの一員の役も印象的でしたよね。まあ、そんな感じで注目する私ですが、なんか、今回の彼女、役柄ということがあるからかもしれないが、なんか艶がない感じに見えた。まあ、地味目の人だが、目力はそこそこあるはずなのだが、それも弱い感じ。今田の目力が強すぎてそう見えるのかもしれないが、ちょっと心配。

その一方で、要潤が菊地凛子に「エリア51」という極秘事項のことを話される。どうも、秘密の米軍基地が存在するような話らしい。ということは、大きく国が絡み、その出し入れをこの銀行が管理しているみたいな話か?。そして、そこに菊池の彼氏が関わっていて殺された?突然、話が大きくなってくるのは何?

で、山本耕史は臨店班を外され、融資の仕事に戻るということになる。つまり、この臨店班もじきに廃止になるような流れ。もはや、そんな闇のを知ってしまった今田美桜も、身動きできない状態になってきたということ。で、そこに菊池が現れ、一緒に銀行を変えるのを手伝ってくれという。

まあ、こういう流れは、任侠映画ですよね。多分、このシリーズはそういうものを狙ったシリーズなのだろう。そして、今田と菊池という、とても濃い女優さん二人で、そんな闇の組織を壊滅できるのか?というところ。

リアルでも、自動車会社の不祥事などが昨今多いが、全てはそれが明るみに出る前に隠蔽がある。そう、誰かが、「これくらいいいだろう」とアクセルを少し蒸してしまうと、それは、会社の中で当たり前になり、コンプライアンスとは別の領域で語られたりしているのだろう。まあ、そういうことは国の仕事も同じであり、日本という国なら、こんなこと当たり前にあるだろうと、私たちが思ってしまってる状況なのだ。だから、このドラマで、この女2人はどう、勝手に悪さをしている輩を退治するかは興味深いところ。

今田美桜のドラマとしては、イマイチ面白みに欠けていたが、最後くらいは面白く、カッケー今田を見せてください!


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