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「笑うマトリョーシカ(第10話)」ハヌッセンを追う中でスクープは掴めても今を操る人物が見えてこない

最終回にいく前に、櫻井翔を誰が動かしてるかという話がリセットされてしまった。でも、櫻井の恋人であった田辺桃子が、高岡早紀の夫の堀内正美のヘルパーをしていた和田光沙だったとは、これは誰も気づかなかったカラクリですね。そして、ハヌッセンだったはずの彼女は3年前に櫻井とは縁を切ったという話。もう、関係者全てが愕然とする話なのだが、ここまで追い詰めた水川あさみが一番落ち込んだだろう。

だが、ここまで開示されて、16年前の株の取引の闇のデータは知ることができた。そこには、怪しかった外務大臣も総理も絡んでいたという大スクープ。そして、櫻井のもとを訪ねる水川あさみ。そこで櫻井は水川に「僕のブレーンになってくれないか」という。つまり、水川にハヌッセンになってくれみたいなことか?上が潰れそうな中で櫻井は総理を目指してるわけで、そのためなら参謀は選ばないというか、その真実を知ってる水川を参謀にしようとするということ?

でも、彼を官房長官にしたのは、玉山鉄二の力もあったわけで、そう考えていくと、その本当のハヌッセンは見えてこないですよね。そう、水川の近場にそれがいそうな気もするが、最終回がとても楽しみな展開にはなってきた。

まあ、今の政府も、皆がネガティブな行動をしていて、誰も信用できない状況。だからこそ、小泉進次郎が総理になるのではないかと、まことしやかに語られたりしている。ここの櫻井と違うのは、進次郎がまだ自伝を書いていないところだ。そして、彼のハヌッセンがいるとも思えない。恋人の話が出てきたが、滝川クリステルが進次郎を動かしてるとも思えないしね。しかし、クリステルは、何故にこの男と結婚したのかと考えると、「金?」としか考えられないよね。話がそれすぎた。

水川がブレーンを引き受けて、中から真相究明をするという考え方もあるか・・。水川がフリーなのはそういう部分でどうにでもなるということだろう。そして、今の日本のマスコミで、こういう事件を扱うのは無理なのは、リアルな政治茶番劇を見せられているからよくわかる。しかし、政治家もそうだが、マスコミもこういう事件に対し突っ込めなくなってるというドラマ設定だから、話が混沌としすぎてますよね。実際、このドラマにあるように、過去の政治家の不審死などはいくらでもあるわけだ。噂は流れど、マスコミがここまで真相を救命しないできた事件は山ほどあると思っていい。そういう事件も含め、世の中変えていきましょうよというようなラストが見たいですよね。 


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