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「 JKと六法全書(第6話)」強い人だけが護られているこの国は間違っていると私も思う!

前から出ている「さわやか森林公園」の開発の問題がこのドラマの最終着地点としての事件になるのでしょうね。そして、今回の最後には、政治家やヤクザまでが絡む殺人事件まで起こって、もう女子高生の担当する事件を超えた感じだが、そうなっても、幸澤沙良が演技的に堂々としてるのは、なかなかすごい。度胸はあるし、ちゃんと主役としてドラマを自分のリズムに持っていっていますものね。

そんな彼女の今回の前半は、子供からのSOS電話で誘拐されたというもの。そして、誘拐したのは実のお母さん。DVの夫から娘を助け出した感じ。そこに警察がやってきて、その警察とも怯えずに言い合う彼女。つまり、彼女はもう弁護士としての自信を持ち出したのだろうか?こういうところも、女子高生だからというような演出をしていないのがこのドラマのいいところ。

かと思ったら、次のシーンは、修学旅行。コスプレして楽しんでる姿は可愛い。そして、問題のさわやか森林公園に行く。最近陥没があり、その工事中。そこの土壌を調べるために土を採取するミッション。そして、そこの工事を請け負っているのがヤクザという流れは、どんどん危うい方向に行ってる感じがいい。

そして、高校生と一緒にいる時は、幸澤、ちゃんと高校生演技なんですよね。だから、日向亘ともしっくり行ってる感じはある。そして、戻ってきて大東駿介と一緒にいれば、それなりにしっくり行くしね、この娘、すごいですよやはり。

で、前回のホストクラブの金の流れの話も続いていて、このクラブの金が反社に流れていることは事実。そして、その向こうには政治家もいるみたいな・・。最近は、こういう話がリアルに見える日本なのがやばいですよね。そして、それを女子高生も交えて話すみたいなことが普通な状況に見えてしまうのは何故なの?本当に、日本やばいですよ。

そして、持ち帰った土からは、やはり有害物質が出てくる。いわゆる、さわやか森林公園の問題は、幸澤の母親がいなくなったことに関係ある案件らしいこともわかり、反社組織を追うと、ホストクラブの事件とも関連する感じ。そして、最後に反社の親分が殺される。なんか、かなりアンタッチャブルな世界になってきたのですが、これを女子高生に解決させる的な無理さを無理に見せないで進む感じがすごくいいですね。

ドラマはあと3回か4回。幸澤と日向父親の高橋和也が法廷で対決する感じになるのでしょうか?そして、幸澤が勝つことで世の中の空気がどう変わるのか?というのが大事なところかな。どちらにしても、ここまでそれなりに面白いドラマになってるので、最後に外すこともないでしょう。期待しております。

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