「スノードロップの初恋」クリスマスまでの寿命の女性を死神は助けにきたの？

10月に入り、まずは深夜枠から新しいドラマのスタート。主人公の宮世琉弥、最初誰かと思ったぞ。彼の場合、今まで黒髪であったことがないような気がする。つまり、黒髪だと、それほど印象が高くはないということがわかった。そして、意外に朴訥な老けた感じ。役が、どこからやってきたかは知らないが死神の役ということで、こういう感じなのだろうが、セリフを喋れば、確かに宮世であることはわかった。これから、彼の芝居がどんな感じで弾けていくかは楽しみではある。で、突然訪ねてきて、その場で泊めてくれっていうのは、今までの彼の役と近いはな。

で、その宮世に興味を持たれるのが、小野花梨。今年は、「グレイトギフト
」で、視聴者にはわかりにくい、研究者で、事件の犯人の役をやって、ちょっと驚かされたが、今回は、普通の女の子の役のようだ。

で、死神は、小野のお父さんが経営していた洋食屋に「グラタン」を食べにきたと言っている。それを知った、息子が、姉なら、同じものが作れると小野に合わせたわけだ。そう、宮世は、小野に会いにきたのではないのに、初回のラストでは、小野の寿命がクリスマスまでだなどと言い出す。今ひとつドラマの方向性と、この死神がどういう存在なのかがわかりにくいが、それはこれからの話ということか？

とにかく、よくわからないが、宮世が小野に近づき、何かを勘づき、一緒に暮らすことになるということは、そこから恋が始まるのだろうか？でも。タイトルに「初恋」という文字が入っているのは、宮世は、小野に会えることがわかっていて、それは何か過去の出来事があったりする？

まあ、深夜ドラマの場合、最初に設定をわかりにくくして、最後に整合成を合わせるということもあるわけで、そう考えると、それなりに興味深い題材ではある。

そして、初回に出てきた、グラタンも十分に美味しそうだったが、後に、本当に美味しいグラタンが出てくるからか、見せ方には力が入ってなかったようだ。で、舞台はもう一つ、小野が務めるファミレスチェーンもあるようで、そこで新規企画の話が出ていたが、それがグラタンにつながる短絡的展開？まあ、美味しいものがいっぱい出てくるドラマは好きなので、そのあたりは興味津々。で、ここに幼馴染という曽田陵介もいる。彼も、ドラマ連チャンで出てますね・・。

深夜ドラマにしては、キャストはちょっと豪華だが、相関図を見ると若い女優陣はあまり出てこないようである。その辺りは残念だが、このクールの一つのお決まりである、クリスマスゴールの話みたいなので、まあ、今年はどんなクリスマス劇を見せていただけるか、楽しみにしましょう！