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「マイファミリー(第4話)」誘拐という犯罪を繰り返す意味と、その奥底の怨恨?と

そうだよね、怪しいのは松本幸四郎だよね。もしそういうことなら、会社の金がグルグルしてるだけ。全ては、ゲームだった的なものなのかも知れない。ある意味、金としての利権に興味が湧かないという病気の人たちの遊びとして、犯罪、いや、知ってる相手をいじめるという目的でこういうことをしてるということ?

でも、そんな金持ちのゲームの話なら、視聴者はうんざりだよね。大体、誘拐が終わったら、一年後にまた誘拐って、日曜日の夜に何を見せているのだという感じもしてきた。

というか、友人3人の娘が皆、同一犯に誘拐されているというのが大事なところなのだろうが、長丁場のテレビドラマで、犯人が常に非通知設定で、変な声なのは、もう、見ている方にはストレスフルであります。

しかし、犯人、ゲームのアカウント消してなかったんだね。こういうの追えないのかな?というか、この辺も警察にはバレてないの?大体、2回も誘拐してるのに、何も掴めないのって、警察ダメすぎるしね。

そして、誘拐があって一年、二宮の家は、二宮が皿洗いをしたりして変わってるように見えるが、結局、妻の多部をゲームの監修にしてしまうなど、まあ、家と仕事の棲み分けができていないということで、結局は喧嘩になったりして、うまくいってませんよね。大体、こういう問題で「俺は◯◯やってる」と言いたがる男は、仕事もできないということだと思います。それでも稼げたりはしますけどね。

ということで、事件の舞台は賀来賢人の家に移る。二宮が多部に黙っているのはわかるが、どうせわかることだから、隠すことでまた家族はバラバラになる可能性ありますよね。そして、どうも、二宮、賀来、濱田の三人の仲間にも、なんか同情できない感じがドラマ全体から臭いますよね。

そう、視聴者はどちらかというと、犯人側の視点に移りつつあるんですよ。同情できない人たちは、いじめたくなる。そういう視点なら、次はどうやって、彼らをいじめていくのだろうという見方になるので、先が見たくなるということにはなるのかもしれない。

そして、玉木宏を中心とした警察も、もう犯人に馬鹿にされたくはないわけで、独自に新しい誘拐が起こってることはかぎつけるだろうし、そうなると、やはり、普通の犯人VS警察という構図をしっかり描いていかないとダメな気はする。

こういう誘拐犯ものって、結局、見終わった後に誘拐って割の悪い犯罪だということにしないと、模倣犯がいっぱい出る可能性もあるし、特にこのせちがない時代だからこそ、警察権力の強さみたいなものはちゃんと描いてくれないと、不安になるだけですよね。


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