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「めぐる未来(第5話)」時間の概念がどんどんわかりにくくなってきている。

なんかハッピーエンドみたいな感じだなと思ったところに、香音が自殺した連絡が入る。それも萩原利久が助けようとする流れになるのか?そんなことしていたら、萩原の体力がなくなって死んでしまうという流れなのでしょうな。

ただ、タイムリープドラマの割に。ただ殺される前に戻って殺人現場に至らないようにするというだけでサスペンス感がないという感じはしますよね。そして、今回は思った通りに4回目の死の現場の前に戻る。そして、萩原は過去に戻る自分の病気について早見に語る。

早見は、意外にも簡単に萩原の話を信じる。そして、そこで話した言葉に対しては早見の愛の言葉が返され、二人は固く結ばれていることを確信する。そして、萩原が言う通りに早見のところに香音は電話をかけて呼び出してくる。

そして、早見をスタンガンで香音が倒そうとした時に、萩原が現れ、早見が拉致される前に助けると言う流れ。それをした後に、萩原は体力が衰えて病院のベッドに・・。

そのあとで、早見は会社の外階段に香音を呼び出し、話をして事を収めようと試みる。そして、香音は階段から早見を落とそうとして、萩原に失敗させられたと話す。つまり、香音の記憶の中には、萩原の何重にもなっている記憶が全てあるわけではなく、通り魔殺人の記憶はないのですよね。と言うことはここでみせられる世界がパラレルワールドであったとしても、黒いコートの通り魔は香音とは別人?としか考えられないのか?

で、香音がその場で「一緒に死んで」と言われたところで、香音を投げ飛ばしてそれを回避する早見。そして、なんとか香音の破滅願望を抑えられたかと思ったら、最初に書いた悲劇に繋がったと言うのが今回の流れ。

そして、今回の事後に早見が「子供が欲しい」と相談していた話は早見の記憶からは抜けていた。やはり、病気とはいえ萩原がどういう時間の中を旅していて、それが周囲の時間とどう関係しているのかがわからない。回が進むごとにそれなりに時間は進んでいるのだとは思うが、その時間がドラマの中に提示されていないから見ている方は混乱するだけ。と言うか、私はリニアの時間として今までの殺人事件の経過を見ているのだが、それでいいのか?

そして、先にも書いたように最後に香音が亡くなることになったのだが、その時間は、前に描かれた早見との心中事件の後なのだよね。そして、彼女を殺したのは黒いコートの男?そう考えると、私たちも前の時間に戻されるような気もするのが気持ち悪い。やはり、このドラマ、タイムリープを起こすのに時間の概念をどう考えるかがしっかりできていない気がする。

そして、今回、早見と萩原の自宅を訪ねてきた、時任勇気と大西芳礼はいまだに怪しい感じもするし、ちょうどドラマは折り返し点、一度、ドラマの中で整理していただきたい。



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